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タイトル

9月27日

夜、近所の小学校で花火大会。我が家の玄関前からはちょうどいい眺め。夏じゅう室内にいたダイダイを外の夜風にあてよう。耳も遠くなってるから花火の爆音も聞こえないはず。
おずおずと玄関から出たダイダイ、予想通り花火の音にも我関せず。外でも得意のグル活発動。でも驚いたのが、カンザワが花火のスマホ撮影に夢中になってる隙にマンションの内階段を降りて行ってしまったこと。たしか今年から階段の昇降ができなくなっていたのに!
あわててリードを引っ張ったら、なんと階段をジタバタ上がってきた。たまには刺激が必要なのかも。お散歩を再開したほうがいいかなぁ?…悩む。

9月28日

頑固ダイダイがお手入れをさせてくれなくなって幾星霜。今や目鼻まわりすら頑なに触らせてくれない。目の下は目ヤニでガビガビ、毛が伸びて垂れ下がってきた。カットできる唯一のチャンスは爆睡中のみ。それだって必ずしも上手くいくとは限らない。
夜、スヤスヤ寝てるダイダイを見て素早くハサミを引っつかみ、そ〜っと近づいてチョキン!(ひさびさの成功。泣)
もう片側も切ろうとしたとたん、目を覚ましたダイダイが顔をブンブン振り回しはじめた。断念。
生来、繊細で敏感だったけど、今や五感の大半が失われてますます神経質になっている。
びっくりさせてゴメンね。でも可愛くなったよ〜とナデナデ。
そんなダイダイに気を取られてばかりで、手のかからない王太郎をほったらかしていたら、いつのまにか毛玉だらけになっていた。悠長にコームで解きほぐしていられず、こちらもハサミでザク切り。ゴメンね〜オーちゃん。謝ってばかりのカンザワ。

10月8日

先代犬、先先代犬、先代猫たちはベランダで自由に遊ばせていたけれど、11年前にやってきた王太郎はベランダに出したら危険と感じた。おっとりしているようで突発的に何をしでかすかわからず、手すりを乗り越えて落下しかねない(我が家は集合住宅3階)。
以来、王太郎には完全室内生活をさせてきたため、3年前に同居が始まったダイダイもベランダに出さないようにしてきた。
が、穏やかな陽気だった日中、ふと思いついてダイダイを初めてベランダ・デビューさせてみる。5月以降お散歩をさせていないので、少しでも直射日光を浴びさせたくて。
相変わらずベランダでもグル活。壁にドン詰まって尻餅をついたり、排水管と壁の間で固まっていたり…でも気分転換にはなったようで。その後、部屋に戻したら間もなくお昼寝が始まった。ずっと室内にいたら延々とぐるぐるする時間帯。ハイシニアとはいえダイダイの場合、多少疲れさせたほうが落ち着くのかもしれない。

10月9日

昨日昼間、ベランダ・デビューさせたダイダイ、夕方までよく寝てくれたので、晩ごはんのあと、思いきって5ヶ月ぶりのお散歩に連れ出した。マンションから出て20mほどの距離をクンクンさせながら、ゆっくりゆっくり散策。帰宅後はリビングのペットシーツの上で呆気ないほどコテッと寝てくれた。この分だと深夜未明に起きてグル活が始まってしまうかも…?
ところが夜中も全く起きる気配がなく、トイレに起きたカンザワ、ついでに生存確認。うん、スヤスヤ寝てる。
そして今朝もなかなか起きて来ず、またまた生存確認。うん、気持ちよさそうに寝てる…けど、昨日は疲れさせすぎたかな。このまま寝たきりになってしまうのか?
不安になり始めた頃、ヨロヨロ起きてきたダイダイ、朝ごはん後に盛大なぐるぐるが始まった。また回るんかい!(ホッとしつつもウンザリ笑)

カンザワファミリー劇場

パウなヤツら

おきらく研究所

ゲッくんダイぽん 299日和

プロフィール

絵と文/神沢礼江

人間/♀
イラストレーター。
犬猫歴30数年。
ファミリーのボス
兼パシリ(?)

王太郎

ノルウェージャン/♂
’14年初夏生まれ。体重5.8キロ。
去勢済みの箱入り息子猫。
キュ~ン♪と鳴く甘ったれ。

ダイダイ

ミックス(コッカプー)/♀
’08年真夏生まれ。体重6.8キロ。
所長実家から所長兄宅に転居。
文字通りのお転婆な婆さん犬。

ルッカ

ミケトラ猫/♀
’10年真夏生まれ。体重3.2キロ。
所長兄宅のアンチ箱入り娘猫。
地元では喧嘩最強のアネゴ。

ゲッペイ

オシキャット/♂
’95年元旦生まれ。体重3.8kg。
去勢ズミの完全室ニャイ猫。通称「ゲッくん」。

バニラ

キャバリア/♀
'08年夏休み、
天国リゾートへ旅立つ。お空で悠々バカンス中。

マル

ヨークシャーテリア/♀
’94年秋生まれ。所長の実家を仕切る、箱入り娘。食と食事作法にこだわるグルメ犬。