7月4日
仕事が一段落したタイミングで、前々からの案件を実行に移す日が来た。
むか~し買った中国のキャビネット。まずは自宅で使ってから実家の居間へ。実家の整理で再び我が家に戻ったものの、使われないまま納戸で場所ふさぎしていた。せっかくだからリビングで活用させたい。移動させるなら今日。
気合を入れて納戸へ。まずは運び出す道を開け(物が多くてひと苦労)、いざキャビネットを持ち上げようとしたら、ウンともスンとも動かない。鉱石の飾り細工付きとはいえ、こんなに重かったっけ? 観音扉を開けてみたら、二段ある上段で王太郎がくつろいでいたー!
それにしてもジャストなサイズ感。空いてる下段の入居者(ニャー居者?)も募集したいくらいだ。なんて冗談言ってる場合じゃない。中から王太郎を追い出し、リビングに続く廊下をズルズル引きずりながら、やっとこさ移動。季節柄の湿気も相まって、すでに疲労困憊。。。
猫の手も借りたい状況なのに、扉を開けたとたん、またすかさず上段に寝そべり優雅にポージングする王太郎(SNSに上げたらウケました笑)。しばらくは猫小屋になるのかな…?
7月12日
ダイダイの生活拠点である兄宅の地区では、可燃ゴミの収集は火曜と金曜。前日の月曜と木曜夕方にダイダイのゴミを集積所に出すことにしている。
いつもはダイダイと連れ立って出しに行くことが多いが、今日はカンザワひとり、ゴミ袋を手に門を出ようとしたら、どこで見ていたのか兄宅のルッカがひらりと登場。おお、コレが噂の『ゴミ出し番長』か! 前から兄が面白そうに話していた。ゴミ出しに必ずルッカが先導してくれると。
歩道ではカンザワを追い越し、「こっちこっち!」とでも言うように、ときどき「ビャッ♪」と持ち前のダミ声を発しながら集積所に向かってゆく。「ついてきてる?」と確認するように振り向きながら。もちろん帰り道も一緒。ルッカ的には自分の任務と思っているのかも?
帰宅後はお庭でご褒美のおやつ進呈。番長、お疲れさま! またよろしくね(笑)。
7月14日
先月、王太郎の毛玉だらけの腰まわりに気付いて以来、夜な夜な毛玉ほどきと格闘してきた。その甲斐あって今はどこにも毛玉がないモフモフサラサラ状態。新しく購入したプロ仕様の金櫛が王太郎的にも気持ち良いようで、すっかり就寝前のコーミングがルーティンになった。
逆に言えば、これまでそれほど熱心に櫛をかけてあげていなかったカンザワ(飼い主失格!)、今回を機に心を入れ替えました。
今夜もソファで雑誌を見ていたらゴロゴロ言いながらやってきた王太郎、カンザワ真横の肘掛けに飛び乗り、おもむろに腹這いに。コチラをチラ見する目線が物語っている。
「キミ!ヒマならクシでもかけたまえ」
ハイハイわかりました。今夜もお手入れさせていただきますよー。
7月18日
植え込みに上半身を突っ込んで熱心にクンクンしていたダイダイ、植え込みから離れようとして何故かフリーズしている? 見れば首回りに草のツルがぐるぐる巻きになっているではないの!
ノミやらマダニやらの虫以外にも、夏の屋外は(たとえ庭でも)危険がいっぱいだ。
絡んだツルを丹念にほどきながら、子犬の頃にも同じことがあったのを思い出した。もうすぐ13歳になるのに、まだ行動がオコサマなのね…ダイダイ。