8月1日
ダイダイ14歳のお誕生日おめでとう! 我が家の歴代犬いちばんのご長寿になりました。子犬の頃から一緒に暮らしていたじいやん&ばあやん(カンザワ両親)が亡くなり、住み慣れた実家までカゲもカタチも無くなってしまったけれど、毎日元気を振りまくダイダイには、カンザワのほうが励まされてばかり。この1年も1日1日を大切に健やかに。それだけが願いです。
8月9日
若い頃から夏場は食欲がイマイチになるダイダイ。それでも昨夏までは定番カリカリをイヤイヤ食べ続けていたが、今年はもうダメ!ムリ!な様子。大好きなペーストを混ぜても、ペーストだけ味わっては、カリカリをバラバラと床に撒き散らす。器用ねぇ…って感心してる場合じゃない。シニアは栄養をつけないと!
幸い定番カリカリ以外は食べる気マンマンなので、ダイダイの食べたいもの(もちろんワンコOK範囲の食材)を食べさせることにした。意外と大好物なのがブロッコリー。そういえば、ばあやんが元気だった頃はブロッコリーを茹でるたび、ダイダイにもお裾分けしていたっけね。そんな大切なこともすっかり忘れ、もう5年もブロッコリーを食べさせていなかった。ダイダイ、すまん…
ただブロッコリーが好きすぎて、カンザワの指ごと噛みついて奪い取るのはヤメテー。
8月10日
夜、お風呂上がりのルーティン。カンザワは青汁を飲み、そのタイミングで王太郎には毛玉予防ジェルを舐めさせる。
今夜も青汁のグラスを手にドッコイショとソファに腰掛けようとすると、どこで見ていたのか、歓喜のオタケビと怒涛の地鳴りを響かせながら王太郎が突進してくる。勢い余ったのかカンザワの足に舞うように体当たり。危うく青汁入りのグラスを取り落としそうに(あぶねー)。そんなに嬉しいのか?毛玉予防タイムが?
猫は気まぐれだから、習慣やらルーティンとは無縁と思っていたけれど。旧知の獣医さんの説では、最近の猫は犬化してるコが多いとか。王太郎、まさにそのタイプ。
8月12日
ショックなことが起きた。
今日はダイダイのシャンプー&トリミング日。いつものように迎えに来てくださったトリマーさんの車でお店へと出発したダイダイを見送って1時間ほど経った頃だろうか、ふとスマホを見ると、トリマーさんから不在着信。あわてて折り返すがトリマーさんの応答はない。ダイダイに何かあったのかも。気持ちがザワつく。
やきもきしながら帰宅を待つこと2時間。いつものようにきれいに仕上がり、リボンをつけたダイダイが帰ってきたが、トリマーさんの話に言葉を失う。
「今日はダイダイちゃんが荒れていて、最初のうちは手をつけられなくて…」
見たこともない怖い顔で威嚇され、指に噛みつかれたが、徐々に落ち着きを取り戻し、シャンプーもトリミングも完了したというトリマーさんの指には、血の滲んだ絆創膏が貼られていた。あんなに懐いて大好きなトリマーさんに何でそんなことを!?
シニア犬とはいえ、今のところボケた様子もなく、目も見えている。折しも台風接近中で、朝から生温かな強風が吹いていた。生来敏感なダイダイは、こんな日に気が荒くなる傾向はあるのだが…
今日は悪い子だったね!と、トリマーさんが帰られたあとダイダイに話しかけたら、カンザワのお腹に頭突きして転がり、反省のアピール。幸いトリマーさんの指は軽傷だったが、今後お店の出禁リストに載ってしまったら、どうするよ?ダイダイ。