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タイトル

5月18日

今週から自宅マンション敷地内通路の補修工事が始まった。ドリルの騒音、振動、タールの匂い…我が家は角部屋だからモロに影響を受ける。お天気がいいのに、窓も開けられず、ダイダイも王太郎も落ち着かない様子でソワソワウロウロ。あと4~5日で終わる予定らしいけど、明日から雨予報。どうか工期が延びませんように。

5月22日

午後からダイダイの呼吸が急にハーハーと荒くなる。鼻は湿っているものの、この蒸し暑いのにガタガタ震え、目もウルウル。午前中は普通に元気だったのに…もしかして動物病院行き?
こんなときに限って不穏なお天気。昼間なのに空はドロドロに暗く、天気予報では黄砂も飛んでる?遠雷も聞こえはじめ、スマホの警報が鳴り「新島で震度5」。気持ちはザワつくばかり。とりあえず病院行きに備えてATMでお金をおろして来なくちゃ。
帰宅したとたん、窓の外でザーーッと俄か雨。ふとダイダイに目をやると、あれっ?何だかケロッとしてる。ハーハーしてないし。治った!?
結局、病院には行かず、その後の晩ごはんも待ちきれない様子でガツガツ。食欲あるなら問題ないか。それにしても何だったんだ?単にお天気の影響??

5月31日

先日のダイダイの異変を獣医さんに報告。「やっぱり天候や気圧の変化と…マンションの道路工事の影響もあるんじゃない?」と獣医さん。たしかに。あの日は雨で工事はお休みだったけど、工期の真っ只中だった。
普段はトシに似合わぬ達者ぶりを発揮していても、もうシニアというよりハイシニア齢。もともと敏感で繊細なダイダイのことだから、工事期間に不安定な天候がカブり続けて、心身ともにいっぱいいっぱいだったのかも。
そもそもカンザワ自身も気圧の変化に弱いし、気圧が急激に上下する日は、王太郎も毛玉を吐いたり便がゆるめになったり。血縁でもないのに何だかみんな似たような体質になっちゃって(笑)。これからも3匹(2匹と1人)手を取り合って、気圧の波を乗りこなして行くしかない。

6月9日

夜、寝ようとしたら、カンザワのベッドでダイダイがスヤスヤ。傍らにはマッターホルンばりにそびえ立つ掛布団。もちろんダイダイの仕業。
実家での子犬時代から、眠くなると毛布やクッション相手に大立ち回りが始まると、母もよく笑いながら話してたっけ。寝る前の巣作りでもあり、人間の赤ちゃんや幼児あるあるな「寝グズ」っぽくもあり。ひと暴れして気が済んだらパタッと爆睡がお約束だった。
けれども昨秋、生活拠点が我が家になってからはその習慣を見なくなり、さすがにダイ ダイも大人になったのねと思っていたのに…三つ子の魂はまだ健在だったようだ。我が家の暮らしに慣れた証拠でもあるかな?
ダイダイを起こさないよう掛布団を平らにならしてから、そぉ~っとベッドに横たわるカンザワ。お犬さまに添い寝する下僕な心境。

カンザワファミリー劇場

パウなヤツら

おきらく研究所

ゲッくんダイぽん 299日和

プロフィール

絵と文/神沢礼江

人間/♀
イラストレーター。
犬猫歴30数年。
ファミリーのボス
兼パシリ(?)

王太郎

ノルウェージャン/♂
’14年初夏生まれ。体重5.8キロ。
去勢済みの箱入り息子猫。
キュ~ン♪と鳴く甘ったれ。

ダイダイ

ミックス(コッカプー)/♀
’08年真夏生まれ。体重6.8キロ。
所長実家から所長兄宅に転居。
文字通りのお転婆な婆さん犬。

ルッカ

ミケトラ猫/♀
’10年真夏生まれ。体重3.2キロ。
所長兄宅のアンチ箱入り娘猫。
地元では喧嘩最強のアネゴ。

ゲッペイ

オシキャット/♂
’95年元旦生まれ。体重3.8kg。
去勢ズミの完全室ニャイ猫。通称「ゲッくん」。

バニラ

キャバリア/♀
'08年夏休み、
天国リゾートへ旅立つ。お空で悠々バカンス中。

マル

ヨークシャーテリア/♀
’94年秋生まれ。所長の実家を仕切る、箱入り娘。食と食事作法にこだわるグルメ犬。