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タイトル

7月12日

ダイダイの腰付近の毛がタバタバになってヨジれてる。ふふふカワイイ、寝ぐせ? 直そうとして撫でながらギョッ。ボコボコしたカサブタだらけ。昨日まで何ともなかったのに、いつのまに!?
毎年初夏になると動物病院からフィラリア予防のお知らせハガキが届くが、コロナ禍の今年は音沙汰ナシ。どうしたものかと悩みつつ保留にしていたけど、こうしちゃおれん、動物病院へGO!…とはいえ、今日は日曜で休院。いざ明日!

7月13日

ダイダイと動物病院へ。案の定、獣医さんはじめスタッフの皆さん、てんてこ舞いだった。コロナ予防で一度に多数の受け入れは不可。待合室はクローズ。車で来院組は車で待機。徒歩組のダイダイとカンザワは入口のエレベーターホールで順番待ち。これまで予約ナシでOKだったので、その調子でいきなり行ったら、待ち時間エンエンでした(当たり前。今後は予約しないと。これもウィズ・コロナのニューノーマル)。
結局、ダイダイのカサブタは原因不明の皮膚アレルギー。ノミ?除草剤?…ノミのお薬は滴下してるけど、まさかそれが原因??かゆみ止めのお注射を受け、あとは飲み薬で、通院しながら経過観察となった。しばらくお散歩もお休み。
ならば、夜間ひとりぼっちになる実家に帰るより、いっそ犬飼育不可の自宅マンションにダイダイを連れて帰ってしまおう!(初対面の王太郎の反応が心配だけど)

7月14日

昨日、カンザワ自宅マンションで、初めてのご対面をしたダイダイと王太郎。玄関で3回ほど鼻チューをしたものの、王太郎はダッシュで押入れに籠城。フードも水も口にせず、当然トイレにも行かず、今日になった。
ダイダイは王太郎に興味津々だけど、毎日カンザワにベッタリ甘えている王太郎にとっては、ダイダイの威勢の良さは恐怖以外の何ものでもなかったようだ。
このまま王太郎が何も食べないのは逆に心配。気の毒だがダイダイは一旦、実家に戻すことにした。焦らず少しずつ2匹を慣らすしかないか…(とはいえ、複雑な事情でココは犬出入り不可マンションなんだけど。泣)。

7月21日

ダイダイと動物病院へ。皮膚アレルギーの経過観察と先週の血液検査で貧血気味な数値が出たため、再検査。
皮膚アレルギーは順調に回復中。貧血の数値も昨年よりは低めだが正常な数値とのことで、ひとまずホッとした。
しばらくアレルギーのお薬は必須だが、この1週間、ドクターストップが掛かっていたお散歩のほうは再開OKに。次は2週間後に経過観察。
今回の通院、ワクチン・フィラリア予防・避妊手術以外では病院知らずだった頑健なダイダイとしては初の経験。もうすぐ12歳になるし、今後こんな事態がいつ起こってもおかしくない。お留守番が長いダイダイの健康をとにかく守ってあげなければ!
帰り道、カンザワ自宅マンション脇でキョトンと立ち止まったダイダイ。この1週間で2泊させたので、また寄りたい様子。でも今日のところは、ダイダイのお家に帰ろうね。またお泊まりにおいで。

カンザワファミリー劇場

パウなヤツら

おきらく研究所

ゲッくんダイぽん 299日和

プロフィール

絵と文/神沢礼江

人間/♀
イラストレーター。
犬猫歴30数年。
ファミリーのボス
兼パシリ(?)

王太郎

ノルウェージャン/♂
’14年初夏生まれ。体重5.8キロ。
去勢済みの箱入り息子猫。
キュ~ン♪と鳴く甘ったれ。

ダイダイ

ミックス(コッカプー)/♀
’08年真夏生まれ。体重6.8キロ。
所長実家から所長兄宅に転居。
文字通りのお転婆な婆さん犬。

ルッカ

ミケトラ猫/♀
’10年真夏生まれ。体重3.2キロ。
所長兄宅のアンチ箱入り娘猫。
地元では喧嘩最強のアネゴ。

ゲッペイ

オシキャット/♂
’95年元旦生まれ。体重3.8kg。
去勢ズミの完全室ニャイ猫。通称「ゲッくん」。

バニラ

キャバリア/♀
'08年夏休み、
天国リゾートへ旅立つ。お空で悠々バカンス中。

マル

ヨークシャーテリア/♀
’94年秋生まれ。所長の実家を仕切る、箱入り娘。食と食事作法にこだわるグルメ犬。