2月14日
1年ほど前からだろうか?王太郎の朝ごはん前の鼻チューが始まったのは。フードの入ったお皿を床のマットに置くタイミングで、ミーアキャットのように立ち上がり、カンザワの鼻めがけて鼻チュ~~! それプラス、数日前から顔をザリザリ舐める行為まで始まった。
王太郎の生家のママ(友人)にLINEで伝えたところ、「顔に塗る化粧品とかスキンケアを変えたのでは?」と返事が来たが、心当たりはない。
王太郎からの「今日もゴハンありがとう」の挨拶だろうか?そのわりに好き嫌いの激しい偏食大魔王太郎、カリカリに関しては何をあげてもすぐに飽きてお残しばかり。得意の鼻チューでワガママをごまかしてるんじゃないかい?
2月23日
ダイダイとお庭遊び後、使ったボールを外の蛇口で洗っていたら、ふくらはぎにドン!と何かがぶつかる衝撃。激しく吠えるダイダイ。振り向けば後ろを走り去ったのはルッカだった。
最近はダイダイと外にいると必ず登場するルッカ。でも、わざわざ体当たりしに来たのは初めて。ダイダイが追うとすぐに逃げてしまうけど、もしや一緒に遊びたいのだろうか?人間(兄や私)不在のときは、案外2匹仲良く追いかけっこしてたりして?…なんて妄想も膨らむが、その実体は2匹のみぞ知る…なんだなぁ。
3月3日
湯たんぽで足に低温ヤケドをしてしまったカンザワ。患部に塗るケアクリームを買い、夜、お風呂上がりに塗るのを楽しみに、ソファテーブルに置いた。王太郎は爆睡中。大丈夫だよね?オーちゃん起きてジャレないよね?…たぶん大丈夫、9割がた大丈夫…
ところがお風呂から出たらクリームが忽然と消えていた。寝ていたはずの王太郎は家庭内行方不明。ヤラレタ~。
捜索(クリームのほう)すること15分。ソファと壁の30センチほどのスキマ、王太郎がよく昼寝している憩いのスペースにポツンと転がっていた。
9割は大丈夫と思っても、残りの1割につけ込む王太郎なのだ。そしてこれまで何度も同じような目に遭ってるのに、我ながら学習しない王太郎母です。
3月11日
ダイダイの生活拠点が実家から兄宅に移って2ヶ月半が経過。ダイダイ専用ルームに前々からある不用品を断捨離するため、独立して暮らしている甥が一時帰宅。カンザワも兄宅へ。
大好きな甥の来訪にはしゃぐダイダイが作業のジャマにならないよう、カンザワはダイダイを連れ出して散歩したり、お庭遊びしたり。ぽかぽか陽気。風も穏やか。いい日だ~。でも今日は特別な日。
やがて午後2時46分。東日本大震災から10年目の黙祷を青空の下で。10年前の今日もこんな快晴だった。2歳だったダイダイが揺れた瞬間にしがみついたじいやん&ばあやん(カンザワ両親)も、もうこの世にはいない。10年はアッというま。10年後はどうしているだろう?
その後は3人と1匹で近くにオープンしたばかりのカフェへ。お外のテーブル席でダイダイも一緒にソーシャルディスタンスしながらお疲れ会。のどかで幸せな今日に感謝しながら、これからも1日1日をたいせつにしようと誓う。