1月7日
そろそろ取り壊しが始まる実家の前をダイダイと通ったら、解体業者が廃棄品を搬出している真っ最中。立ち止まっては振り向き、家の中に入りたそうなダイダイ。ピョンピョン跳ねながら、窓を覗こうとしている。「ダイダイの家は、もうココじゃないよ」と兄宅に誘導。
その後、カンザワひとり外に出たら、今度はルッカが実家前にポツンとオスワリして業者の作業を見物していた。
実家がなくなると、いちばんガッカリするのは、ダイダイとルッカかもしれないなぁ。
1月12日
ダイダイの生活拠点が兄宅に移って半月以上が経過。専用ルームは気に入り過ぎて、すっかりダイダイの縄張りと化し、兄が踏み込むと威嚇の日々(困)。猫のルッカとは仲良くもないけど喧嘩もしない、ソーシャルディスタンス(ソーにゃルディスわんス?)な関係が続いている。
散歩とお庭遊びを終え、ダイダイとバイバイするとき、「しんちゃん(カンザワ兄の名前)やルッカちゃんと仲良くね」と声をかけたら、耳をひっくり返し、廊下の奥の兄の部屋に顔を向けていた。兄とルッカのことは、しっかり認識しているようだが、ダイダイ的にはどんな存在になっているのやら…?
2月10日
先月からzoomクラス会ブームのカンザワ。中高短大時代の同級生とのオンライントークを楽しんでいる。リアルクラス会と違って、気軽に頻繁に集まれるのがオンラインの良いところ。
先月は夜、自宅のソファから王太郎と参加(王太郎は隣りで爆睡してただけだけど)。
本日はアメリカ在住の同級生も参加しやすいように日中の開催。風もなくポカポカ陽気だったので、兄宅の庭にスマホを設置して、お散歩前のダイダイと参加した。
「あーっ、ダイダイだ! ダイダイ、ダイダ~イ♪」
スマホの小さな画面から、カンザワ同級生たちに名前を呼ばれ、びっくりキョロキョロうろたえるダイダイに「かーわいーい!」の合唱(意外と人気者?笑)。リアルクラス会にまさかダイダイは参加できないけれど、便利な世の中になりました。ウィズコロナ時代が生んだメリットのひとつ。
2月13日
深夜、スマホから緊急地震速報。のち即!グラグラグラ~…!!(長い横揺れ)
ソファで寝ていた王太郎も飛び起き、中腰で家じゅうをウロウロ。ソファが怖くなったのか、揺れが収まったあともしばらくは近寄ろうとしなかったが、カンザワが座ったら膝に飛び乗り、安心した様子。怖かったね。オーちゃん的には初体験の大揺れだったはず。
兄からLINE。ダイダイが吠えっぱなし?東日本大震災時には鳴きながらじいやん(カンザワ父)の膝に飛び乗ったと母から聞いていたので、さぞや心細かったろうに…だって兄の膝に飛び乗るほど懐いてないし…。
でも実家でひとりぼっちでお留守番してるよりはマシだったかもしれない。最近、兄が寝ていたら背後でゴソゴソと気配がして、ルッカかと振り向いたらダイダイだったそうだ。兄とのソーシャルディスタンスもジワジワと縮まり中?