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タイトル

1月24日

散歩コース途中の梅林で花のつぼみがほころびはじめた。急きょダイダイと撮影会。梅の木全体とダイダイを画角に収めるべく、スマホを構えながらジワジワと後ずさりしていたら、、、
あっ?うわーーーっ!(コケた。しかもヘソ天…いや、仰向けに。ダイダイじゃなくて自分が)
  すぐ後ろにあった漬け物石ばりに大きな石にカカトが乗り上げ、後ろ向きにつまづいたカタチ。数メートル離れた場所からダイダイがダッシュで駆けてきて、転がったカンザワのそばでキュンキュンと鼻を鳴らした。
大丈夫だよ。心配させちゃったね。ありがとね。
この出来事をSNSに上げたら、こんなコメントをいただく。「人間(飼い主)が転倒すると、ワンちゃんはビックリして逃げたりするケースもあるそうですよ」。生来、気性が荒めでエキセントリック気味なダイダイの意外な(?)優しさに感涙。
幸い怪我もなく、頭も打たなかったけれど…年齢的にアサッテ、いやシアサッテくらいにドコカが痛くなるのかも(笑)。

1月27日

リビングのソファに於ける王太郎とカンザワの定位置は、ほぼ決まっている。向かって右側が王太郎、左側がカンザワのスペース。
今日は珍しく王太郎が左側で爆睡していたので、空いてる右側に付着した王太郎の抜け毛をコロコロで丹念に取り除いてから、よっこいしょっと腰掛けようとしたら…ん?(もふっ?)
そこには既に王太郎が寝そべっていた。ボクのためにお掃除ありがとう♪と言わんばかりに。その要領の良さ、人間だったら嫌われポイントですからね!

2月12日

散歩中、歩道脇の土の一部が時おりモコモコ動いている。モグラ?モグラ塚!そ~っと接近。動画に収めようとスマホを構えていたら、ダイダイがドタバタやって来て、土の上を通過。ダメだこりゃ~。
案の定、その後はビクとも動かず。モグラちゃんをビビらせてしまったようだ。
日射しポカポカ。モグラも地面から顔を出しそうな春めいた午後。でも明日は雪?ホント?(首都圏の雪予報、この冬は外れがちだけど)

2月20日

犬猫もシニアになると頑固になったり、せっかちになったり。生まれつきの本質がギュッとエッセンスになって、色濃く表れてくるようだ(人間と同じ!)。
ダイダイの場合、子犬の頃から興奮しやすくセカセカしていたせいか、人間年齢80代になり、ますます威勢よく短気になっている。
  最近はお庭遊びのために玄関から出たとたん、「早よボール投げんかい!と言わんばかりにバウバウ(激吠え)。ボールをくわえて持ってくると、今度は「早よおやつ!」と催促のバウバウ。
散歩から戻り、コートを脱がせるとき、お腹側のマジックテープを剥がす瞬間に必ず、ガウッとキレたようにジャンプ(怖っ)。以前はこんなじゃなかった。シニアなのにヤサグレ過ぎ(泣笑)。
ちょうど中医学の獣医さんから、漢方の葛あんをご紹介いただいた。吉野本葛をベースにシニアペットのイライラ、お腹の不安定、腎臓肝臓の機能低下を改善する薬膳漢方を調合しているそうだ。ダイダイのフードにトロリとかけたら、美味しそうに食べている。でもそれをカリカリにかけたら、何やら不満そう。葛あんだけ食べたいの?ダイダイ婆、ワガママも増長してきた。

カンザワファミリー劇場

パウなヤツら

おきらく研究所

ゲッくんダイぽん 299日和

プロフィール

絵と文/神沢礼江

人間/♀
イラストレーター。
犬猫歴30数年。
ファミリーのボス
兼パシリ(?)

王太郎

ノルウェージャン/♂
’14年初夏生まれ。体重5.8キロ。
去勢済みの箱入り息子猫。
キュ~ン♪と鳴く甘ったれ。

ダイダイ

ミックス(コッカプー)/♀
’08年真夏生まれ。体重6.8キロ。
所長実家から所長兄宅に転居。
文字通りのお転婆な婆さん犬。

ルッカ

ミケトラ猫/♀
’10年真夏生まれ。体重3.2キロ。
所長兄宅のアンチ箱入り娘猫。
地元では喧嘩最強のアネゴ。

ゲッペイ

オシキャット/♂
’95年元旦生まれ。体重3.8kg。
去勢ズミの完全室ニャイ猫。通称「ゲッくん」。

バニラ

キャバリア/♀
'08年夏休み、
天国リゾートへ旅立つ。お空で悠々バカンス中。

マル

ヨークシャーテリア/♀
’94年秋生まれ。所長の実家を仕切る、箱入り娘。食と食事作法にこだわるグルメ犬。