7月6日
ダイダイと用水路沿いを散歩中、30mほど前方に黒い物体が動いている。カラス?違う、四つ足。猫!?遠目に見てもガリガリに痩せている。普通のノラちゃんなら、こちらが近づく気配で逃げるはずなのに動かない。いや動けない? ダイダイが猫ちゃんの存在に気づき吠えはじめ、怯えさせてしまった。ヨロヨロしながら用水路のふちギリギリまで移動して行く泥だらけの子猫、生後3〜4ヶ月だろうか? 気になりつつ、どうすることもできず、吠えるダイダイを引っぱりながら、スルーして来てしまった。
帰宅後、ふと、あの弱った子猫を思い出すと、いたたまれない気持ちに。日暮れて雨の音を聞きながら、何もできなかった自分が情けなく、気持ちが落ちる一方。よし、明日また見に行こう。そして、もし、あのコがまだいたら保護しよう。
7月7日
雨。ダイダイと散歩できないのを幸い(?)に、カンザワひとり用水路沿いへ。昨日の子猫がいたら保護するべく、トートバッグにタオルを詰めて。まずは、あのコの全身ドロドロを洗ってあげて、今日は日曜で動物病院はお休みだから、明日いちばんに連れて行って健康状態を診てもらって、それからそれから…と、頭の中はぐるぐる…。
ところが子猫の姿はなかった。保護する気マンマンだったので拍子抜け。でも、これで良かったんだ。カンザワ自身、もうこれ以上は飼えないし。今頃、どなたか優しい人のお家でお世話されていることを信じて。 毎年この時期、春先に生まれたノラちゃんの子猫が人前に姿を表すけれど…お願いだからカンザワの前には出てこないで〜…な心境。
7月16日
晩ごはんの支度をしようと、コンロの前に立ち、目がテンに。何故こんなところに1粒、トイレ砂が…!?(笑)朝、目覚めると枕元に落ちてることもあるし。これって猫同居あるある?
7月17日
王太郎の子猫時代からの癖。トイレ後、砂をカキカキするのはわかるけど、ついでに立ち上がり、トイレ背後の壁まで掻きはじめる。長年、見て見ぬふりをしてきたが、さすが壁紙が剥がれ、壁がえぐれてきた。このままじゃいかん!
壁とトイレの間にダンボールを立て、幅広マスキングテープで固定してみた。爪とぎも兼ねて、いいんじゃないの?
ところが今度は、それを掻くのが楽しすぎて、ダンボールがトイレ側にヘシ折れるまで執拗にカキカキ。それがカンザワ不在時だと、次にトイレしたいとき、王太郎自身が困ることに。ダンボール作戦も限界に。
で、思いついたのが、よく百均で売っているワイヤーネット。ダンボールのようにヘシ折れることもないし、掻きにくいから、カキカキが減るかも。
狙いは大成功! これまでトイレ(特にウンチ)後、いつまでもいつまでも響いていた砂掻き音&壁掻き音がグッと短縮された。ワイヤーネットさまさま。もっと早く思いつけば良かった〜。
以前から王太郎の進入&跳び乗り禁止、網戸引っ掻き&窓からの落下防止にワイヤーネットが大重宝の我が家、ワイヤーネットの館と化している。別の言い方をすれば…もはやインテリアもへったくれもない!!(泣笑)