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１０月１２日
ダイダイと王太郎の同居生活も１０日以上が経過。２匹とも眠いとき、もしくはどちらか一方が眠いとき（寝てるとき）は同じ空間に居られるようになった。が、双方とも冴えっ冴えでテンション高いときが、カンザワ的には軽い地獄！ 王太郎を見るたびに唸りまくるダイダイ、威嚇はしないものの、ひるまず立ち向かう王太郎。一触即発！も～～お願いだから仲良くして～～～（泣）。
そんなこんなを獣医さんに嘆いたら、「別々に育ったシニア犬猫同士が、同居１０日程度でその状況って、馴染むのが早いほうじゃない？」と意外なお答え。何ヶ月経っても…いや、永遠に折り合えないケースだってあるからね、と。
思えば過去の犬猫同居は、初対面時にどちらか一方が子犬か子猫だったので、たまたま運良く上手く行きすぎていたのかも。昔、出版した本『犬声人語』に「犬と猫を仲良くさせる方法」なんて、とくとくと書いてた自分がつくづくオメデタイ（苦笑い）。つい焦りたくもなるけど、今後は気長に大らかに、２匹の動向を見守りたい（できるかな…笑）。
１０月２９日
土曜日の昼下がり。気づいたらダイダイ、王太郎、カンザワ…ソファに３匹（２匹と１人）でリラ～ックス。こんなことは初！これまで２匹がソファに一緒に居られるのは、晩ごはん後のオネムになったとき限定だったのに（嬉！）。『鎌倉殿…』の再放送なんぞ見ながら、カンザワ自身がゆったりした気持ちでいたせいかなぁ。
ただ、カンザワの膝は頑なにダイダイが死守。王太郎、ゴメンね。先月まではこの膝、オーちゃんが独占してたのにね。
１１月２日
少し前、２匹のバトルが勃発したときのこと。疲れていたカンザワ、思わず「うるちゃーい！」と手元にあった膝掛けをダイダイと王太郎の間でパタパタ振り回してしまった。蜘蛛の子を散らすように逃げ去る２匹。その後は何時間も家の中がシ～～ン…と静まり返ったほど。ちょっと脅かしちゃったかな。でも、このテ、今後も使えそうだぞ。
以来、２匹が一触即発になったとき、手近にあるパタパタできそうな布（タオルやエコバッグ）をダイダイと王太郎の間で振ることにした。効果テキメン。今日なんか「パタパタするよ！」と言っただけでダイダイが引き返して行った。王太郎は新種の遊びが始まったと勘違いしていそうだけれど。
１１月１３日
この夏、食欲はあるくせに主食のカリカリフードをなかなか食べなくなったダイダイ。野菜やフルーツ、あのテこのテを使って騙し騙し食べさせているうちに、すっかり味を占めてしまったようで、カリカリをガツガツ平らげるようになった今も、デザートに野菜やフルーツを３～４口だけ楽しむ習慣が残ってしまった。ダイダイの嬉しそうな顔を見ていたら、やめるわけに行かなくなったと言うか…。
今は犬が食べても大丈夫な食材かどうかをスマホですぐに調べることができて本当に便利。カンザワが１０代だった昭和時代は情報も少なく、当時飼っていたアメコカに、今や犬に絶対ＮＧな野菜の筆頭に挙げられている「タマネギ」入りのスープを与えたりしていたのだから。幸いジャムちゃん（アメコカの名前）は具合を悪くすることもなかったが…昔のワンちゃんは丈夫だったのだろうか？そんな思い出をSNSに投稿したところ、「我が家も昔…」「いつも味噌汁かけてました」「でも長生きしました」なんてコメントで地味に盛り上がった。今の時代それやってたら「虐待」と批判され炎上してしまう～。
秋も深まり肌寒くなってきたこの時期、ダイダイにも温野菜を食べさせたくて、このところ毎朝、自分の分も兼ねて、せいろで野菜を蒸している。ほかほかの湯気が立つ野菜を嗅ぎながら、嬉しそうにピョンピョン跳びはねるダイダイを見ていると、やっぱりやめられない。蒸し立ての野菜の甘さ美味しさに、カンザワ自身もハマり中。
