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タイトル

6月27日

今月に入り、王太郎のアゴ下に黒いカサブタ発見。触れていたらカサブタが粉々に剥がれ薄っすらと血がにじんでしまった。そういえば先代猫(19歳9ヶ月まで長生きしたオシキャット)も10歳頃からアゴにニキビのようなものができていたのを思い出す。高齢になった証?
幸い痛くも痒くもない様子なので、中医学の獣医さんが開発した漢方由来のローションで拭いてあげるが日課になった。
今日も王太郎のアゴ下を拭いていたら、ダイダイが至近距離まで見に来た。日頃からお手入れ全般が大嫌いなはずなのに、羨ましくなったかな?じゃあ次はダイダイの番ね。コットンにローションを含ませて、いつもガビガビしている目もとを拭いてあげたら、明らかに気持ち良さそうな表情。
そうか、このテがあったか!まずは王太郎のお手入れでダイダイの嫉妬心を煽り、近づいてきたところで、ダイダイも。明日からもこの作戦で行こう。

7月6日

湿度の高い日は腰が重くなるのか、ベッドに飛び乗るのに苦労していたダイダイのために、ついにペット用ステップを購入(とはいえ15歳の現在まで高さ40センチの人間用ベッドに自力で乗っていた身体能力はアッパレ)。
超簡単な組み立て仕様の二段階段。要は高さ違いの箱を2つ並べる式。空っぽの中身に何かを入れて重しにすることで安定するので、本を収めてみた。うん、いい感じ。早速ベッド脇に設置。
ところが年齢的にか?生来の気質か?(たぶんどっちも)初めてのモノ・コトにビビるダイダイ。ステップを見ただけでブルブル震えだした。オヤツを駆使して上がる練習。一段目をスッ飛ばし、いきなり二段目に上がろうとして転げ落ちそうになったり、しばらく悪戦苦闘した後、最終的にはオヤツを食べたい一心で何とかクリア。夜には普通に上がれるようになっていた。 ちなみに降りるときはステップを使わずベッド上から一気にジャンプ。まだまだオテンバ健在!

7月11日

ダイダイがシャンプーとトリミングを卒業して(卒業せざるを得なくなって)8ヶ月が経過。もともと体の毛は伸びるのが遅く、今のところそれほど見苦しい状態ではない。むしろ通りすがりの見知らぬ人たちからはモフモフ具合が好評で、お散歩中に「可愛い」と言われる頻度が増えたりしている。
が、問題は毛の伸びが異様に早い顔まわり。頭や耳の毛は比較的カットしやすいけれど、目の下・口まわり・アゴ下は容易に触らせてくれない。ダイダイの機嫌を見計らって、瞬速で勝負。もう至難の業(泣)。
今日は曇り空で湿度が高く、風も穏やかでダイダイもぼんやりまったり。家よりも外のほうがお行儀良くしてくれるので、お散歩中に口まわりカットを決行。ハタから見たら何やってんの?と思われそうなので、ひと気のない場所で。もちろん落ちた毛は袋にまとめて持ち帰るのがマナー。って、こんなに苦労しても切れたのは口まわり片側だけ~。日に日にナゾな風貌になるダイダイ。

7月12日

ここ数日の熱帯夜から解放され、ちょっと蒸し蒸しするけど、久しぶりに冷房を止めて消灯&就寝。
ところがダイダイ的には暑かったようで、ハーハーと息が荒く、なかなか寝つけない様子。暗がりに目を凝らすと、寝る時の定位置であるカンザワの足もとで、オスワリ姿勢のまま肩で息をしている。ダイダイ大丈夫!?
慌てて冷房をつけ、様子見していたら、すぐに寝入ってスヤスヤ。良かった、ただ暑かっただけなのね。カンザワ的には若干寒いけど、今夜も冷房オールナイト。薄手の羽毛布団にくるまって寝よう。

カンザワファミリー劇場

パウなヤツら

おきらく研究所

ゲッくんダイぽん 299日和

プロフィール

絵と文/神沢礼江

人間/♀
イラストレーター。
犬猫歴30数年。
ファミリーのボス
兼パシリ(?)

王太郎

ノルウェージャン/♂
’14年初夏生まれ。体重5.8キロ。
去勢済みの箱入り息子猫。
キュ~ン♪と鳴く甘ったれ。

ダイダイ

ミックス(コッカプー)/♀
’08年真夏生まれ。体重6.8キロ。
所長実家から所長兄宅に転居。
文字通りのお転婆な婆さん犬。

ルッカ

ミケトラ猫/♀
’10年真夏生まれ。体重3.2キロ。
所長兄宅のアンチ箱入り娘猫。
地元では喧嘩最強のアネゴ。

ゲッペイ

オシキャット/♂
’95年元旦生まれ。体重3.8kg。
去勢ズミの完全室ニャイ猫。通称「ゲッくん」。

バニラ

キャバリア/♀
'08年夏休み、
天国リゾートへ旅立つ。お空で悠々バカンス中。

マル

ヨークシャーテリア/♀
’94年秋生まれ。所長の実家を仕切る、箱入り娘。食と食事作法にこだわるグルメ犬。