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１２月２４日
じいやん＆ばあやん（カンザワ両親）亡きあとも、夜間は実家で番犬を続けていたダイダイが、実家の売却と解体により兄宅に引越す運びとなった。
実家から徒歩３０秒の至近距離。これまでも兄宅の庭を自分のテリトリー感覚で走り回っていたダイダイではあるけれど、カンザワ的には不安材料もチラホラ。まずは兄本人がカンザワと違い、子供の頃から基本的に動物に…特に犬に…あまり興味がない。子供たちも独立し、ひとり住まい。昼間は仕事で留守。かつて子供たちが世話していた猫のルッカもいる。それでも部屋を片付け、ダイダイ専用ルームを作ってくれた兄には、もちろん感謝しているが。
その専用ルームとは、じいやん＆ばあやんの位牌と遺影がある六畳の仏間。この機会にエアコンも新調。床にはホットパネル。ダイダイさまさま状態でスタンバイOK！
夕方、実家からお気に入りのじいやんのお布団と一緒に引っ越してきたダイダイ、ぬくぬくのマイルームで寝そべり、早速おもちゃをカジカジ。案外すんなり和んでる？ どうか兄やルッカと仲良く暮らしてくれますように♪…と夜空に祈った、バタバタのクリスマスイブでした。
１２月２５日
昨夜から兄宅での生活がスタートしたダイダイ。昨日はバタバタでトイレの場所も教えそびれたけれど、廊下に設置したトイレスペースに無事に用を足していた。子犬時代もトイレの覚えはチョー早かったダイダイ、トイレに関しては「ワタシ、失敗しないので！」なのだ。
夜間に興奮してはしゃいで兄の邪魔をしたのではないかと心配だったが、兄の部屋には侵入せず、ときどきチラッと様子を見に来るだけだったとか（警戒しているのか？笑）。猫のルッカは押入れに篭城、ダイダイとのニアミスはなかったそう（最初はそれでヨシ）。
そしてフードは、、、犬も苦手？だし、出勤前の慌ただしい兄に頼むのも気が引けて、一応タイマー式の給餌器をセットしておいたが、フタが開いているのに食べていなかった（あんなに食いしん坊なのに！？）。やはりまだ兄宅は「よその家」感覚で緊張しているのだろうか。カンザワの顔を見てホッとしたのか、やっとガツガツ。まぁ、初日はこんな感じかもね。ただ専用ルームはとても気に入ったようで、朝はスヤスヤ寝ていた…とは兄の談。兄も気にかけてくれているようで、少し安心した。
１月１日
２０２１の幕開けとともにハプニング発生！？
以前より何となく不具合だった兄宅の玄関扉が開かなくなった。兄が鍵を挿したら抜けなくなり、引き戸の扉がウンともスンとも動かない…と朝っぱらからLINE。さすがにお元日は修理業者もお休みだし、どーすんのー？（泣笑）
幸い縁側のあるダイダイルームのサッシをロックしていなかったことに気づき（兄の無用心に救われる）、玄関扉が復活するまで出入りは縁側使用となった。縁側から頻繁に出入りする兄とカンザワにダイダイ大喜び。
１月４日
近々に解体されるカンザワ実家の片付け最終日。年末に引き続き、ダイダイの大好きな甥が助っ人に来てくれて、ダイダイのテンション爆上がり。調子に乗ったダイダイの格付けランキングが始まった。
生活拠点を兄宅に移して１０日ほど経過。兄宅には馴染んでいるダイダイだが、もともと犬に興味が薄く、素っ気ない態度の兄のことは面白く思っていなかったのか、兄に対する態度が豹変。甥とカンザワがダイダイルームに入ると大喜びなのに、兄が入るときだけガウ?と威嚇が始まる。
それも縁側から入るときは何ともないのに、室内側から入るとガウ～…って、それフツー逆でしょ！？（笑）縁側からの場合、侵入者と間違えて威嚇することはあっても、なぜ家の中にいる兄に威嚇？そもそもココは兄宅。兄も大困惑。
夕方、鍵の修理業者が来て、お元日に開かなくなった玄関戸が３日ぶりに開通。威嚇されないために、兄は明日からもダイダイに会うときは縁側から出入りするのだろうか？ダイダイお願いだから、その珍妙な格付け、やめなさい！
