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愛猫との毎日にはステキな瞬間も悩みもいっぱい

愛猫との毎日にはステキな瞬間も悩みもいっぱい!そこで、愛猫の健康と幸せを願いながらどのように暮らしているかを飼い主さんに聞いてみました。

お話を伺った飼い主さま

新しい家族との出会いは
先代猫が繋いでくれました。
── 井上さん ──

息子さんが生まれた時から共に過ごしていた先代猫のナビィちゃんが亡くなったあと、通院していた動物病院の子猫の譲渡活動を通じて2頭と巡り合いました。「ナビィが旅立って家族3人とても悲しい気持ちで過ごしていましたが、予期せず2頭に出会ったんです。」 ナビィちゃんを想っては涙がでる日々を送っていた井上さんご家族。「ナルトとビンスに初めて会った時、心のそこから可愛く思い、子供が明るい笑顔になった瞬間を今でも覚えています。」また、不思議な縁も感じたそうです。 「2頭が先代の黒猫を半分ずつわけたようなハチワレだったことや、もし次に迎えるなら2頭の兄弟がいいねと子供たちと話していたことから、先代猫が引き合わせてくれたように感じました。」 当初体調を崩していた2頭ですが、井上さんご家族の毎日のケアと通院治療を経て家族の一員となりました。


共に過ごせる幸せを感じます

18年長生きしてくれた先代猫
ナビィ本当にありがとう。

里親を探していた後輩から譲り受けた先代猫。「家族以外と接するのを怖がって隠れることもありましたが、本当に穏やかで優しく賢い子でした。甘えん坊で大人しく、毎日帰宅すると〝どこに行ってたの!?〟と少し怒ったような鳴き声で体をすり寄せてくる様子が今でも心に残っています。」大きな病気もなく過ごしていたナビィちゃんですが、体調を崩してしまいます。「3ヵ月の投薬治療を続け通院しました。 病院の先生と都度相談しながら最後まで家でお世話をすることができて良かったです。」


「行動すること」の大切さ

親身になってアドバイスをいただける
動物病院に助けられました。

「ナビィが亡くなった時、病院で体をきれいにケアしていただき、お別れの相談にものっていただきました。悲しさからナビィとすぐに離れることができなかった私たちに〝ナビィちゃんと十分に時間を過ごして、日常を取り戻してからお別れしてあげてくださいね〟とお話しいただけたときは本当に助けられました。」 また、ナルト君とビンス君はしばらく動物病院にいたこともあってとてもリラックスしているそうです。「私たちは〝実家に帰ろうね〟と言ったりもしています。(笑)」


親身になってアドバイスをいただける動物病院に助けられました。

もみの木動物病院で歯磨きの大切さを教えて頂いた

動物病院で保護した子猫は、他の動物との触れ合いや、診察台でおやつを食べながらワクチンを打つなど、子猫の社会化をしています。

動物病院の譲渡活動で
保護されていた
ナルトくんとビンスくん。

縁があって里親になり
ました。

私たちと一緒に息子の友人も
こねこ塾に参加し、お世話を
手伝ってくれました。

里親になったご家族が参加される「こねこ塾」では、知らない人からおやつをもらうなど、社会化の練習を積んでいきます。


もみの木動物病院 山中智代先生

動物たちの健康を守るのは
当然ですが、それに繋がる
飼い主様一人ひとりの〝想い〟
も私たちは大切にしています。


もみの木動物病院
山中智代先生

先代猫を亡くした井上様のグリーフケア中、心配したスタッフはお別れの仕方をアドバイスいたしました。悲しみを乗り越え、子猫2頭の里親にもなっていただけて、大変嬉しく思っています。
大切にしているペットが病気になってしまうことは避けられませんが、早期発見することで治療の選択肢も広がることもあるので、定期検診はとても大切です。私たちは、飼い主さまとの対話の中で「飼い主さまと動物との関係性」を詳しくお伺いしています。 飼い主さまにはいつでも心配事をお話しいただき、一緒にペットの笑顔を守っていきたいと思っています。

もみの木動物病院 山中智代先生

プロフィール