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愛猫との毎日にはステキな瞬間も悩みもいっぱい

愛猫との毎日にはステキな瞬間も悩みもいっぱい!そこで、愛猫の健康と幸せを願いながらどのように暮らしているかを飼い主さんに聞いてみました。

お話を伺った飼い主さま

動物が昔から好きで
いつも一緒に暮らしています。
── 西川さん ──

奥様のご実家近くで3頭保護した猫を引き取ったことをきっかけにその後も保護した猫を引き取り、長年多数の猫さんと生活を共にしてきた西川さん。動物のいない生活は考えられないそうです。

「私は昔犬を飼育していました。妻の実家では猫を飼育していて、私も妻も本当に動物好きです。妻の実家で保護した猫を放っておくわけにはいかなくて、次々と家族が増えていきました。」お話しを伺った時は3頭の猫と暮らしていた西川さん。「最近は6頭と暮らしていたのですが、去年の9月から今年の3月の間に3頭が旅立ってしまって…。高齢猫だったので覚悟はしていたのですが、ご飯の時間になるといつもより用意する数が少なく、寂しい気持ちになりました。」


共に過ごせる幸せを感じます

昨年の9月にアイちゃん(18歳)が、続いて今年1月にタマちゃん(19歳)、3月にミーくん(15歳)が亡くなりました。

 

新しく迎えた家族です!

そんな時、かかりつけの動物病院の子猫リレー事業で飼育していた子猫に出会いました。「3頭に会って、今まで一緒に暮らしたことがなかったミケ柄の子がいてかわいいな~と。大変だとは思ったのですが、迎えることに決めました。今は準備をしながら楽しみにしています。」とのことでしたが、その後、西川さんから無事に3頭の猫さんをお迎えしたとご連絡をいただきました。すぐに先住猫さんたちと仲良くなり、元気に走り回っているそうです。

かかりつけの動物病院の子猫リレー事業で飼育していた子猫に出会いました

濃いミケ柄のメルちゃん、
白いミケ柄のココアちゃん、
黒猫のつーくんです!

3頭とも元気に走り回っています。

 
 

病気をしている愛猫が多いので
毎日体調の変化や様子を気遣い
定期的に動物病院へ通っています。

「ゴロマルは糖尿病で朝晩注射をしています。マーくんは膵臓の病気で投薬治療中で、ラッキーは鼻炎、目やに、涙目と胃炎を患っています。病院の先生と相談しながら、少しでも異常があれば通院し相談しています。
家の近くということもあり、8年ほどお世話になっている病院です。先生も看護師さんもいい人で、親身になって治療法など相談できるので安心です。」

 
定期的に動物病院へ通っています

多くの高齢猫を飼育されていましたので、飼育環境や食事管理の改善をアドバイスし、病気のケアを行っていました。
点滴が必要な猫も多く、病院に連れてくることが難しい場合は、往診にて対応していました。
西川様の飼育されている猫たちはみんな長生きで、猫たちに愛情をたっぷり注いでおられます。

引き取っていただいた子猫たちは、誤食や遊びまわることで起こる外傷などに気を付けていただくよう
お話ししています。




西川さんのご家族をご紹介

桃坂動物クリニック院長 浅井巧馬先生

言葉のない動物の診療を
より良くするために、
飼い主様と獣医師・
病院スタッフの信頼関係が
一番大切だと考えています。


桃坂動物クリニック 院長
浅井巧馬先生

これまでたくさんの猫を飼育されていた西川様は、猫たちの小さな変化を敏感に察知されます。小さな異常も見逃さず、早い段階で来院されることが多く、治療経過も良い場合が多いです。飼育されている猫たちの高齢化が進み、腎臓病や糖尿病などの慢性疾患を診る機会が増えていますが、これまでと同様に小さな変化を見逃さず、早めに来院するようお話ししています。
私たちは、病気を診るだけでなく、飼い主様の心配や不安を和らげる事も常に考え診察をしています。信頼関係が出来上がる事でコミュニケーションがとれ、診療がスムーズに行えます。結果的に動物のための診療につながると思います。
家族の一員である動物が健康でいることは、人と動物、双方にとっての幸せです。大切な動物と長く楽しく暮らしていくために、病気の予防は欠かせません。そのために大切なことは、予防と健康診断による病気の早期発見です。人より寿命が短い動物との貴重な時間を、是非大切に、そして楽しく過ごしましょう!

桃坂動物クリニック

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