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愛犬も食べられる春の食材

愛犬も食べられる春の食材

051:犬 春 食べ物

愛犬にもおいしい季節の食材を食べさせてあげたい!という飼い主さんのために、今回は犬に与えても良い春の食材を紹介していきます。

また、春は人間と同じく犬も季節の影響で体調不良が起こる可能性があります。犬の季節性の体調不良についても解説していきます。

 

目次

犬は春に体調不良が起こりやすい?

051:犬 体調不良

 

人間は季節の変わり目になると、体調を崩しがちですが実は同じく犬にも影響することがあります。特に冬から春にかけては寒暖差のある時期です。

 

この寒暖差で、自律神経やホルモンバランスが乱れて体調が悪くなる犬もいます。

犬に与えてもいい春の食材

051:犬 与えてもいい食材

旬の食べ物はおいしく、愛犬にも同じくおいしい食材を与えたい!という飼い主さんもいるでしょう。ここでは、犬に与えても良いとされる食べ物をいくつかピックアップして解説していきます。

すべての食物について言えますが、与えすぎには注意しましょう。まれにですが、アレルギーが出る場合もあるため、最初に与える際は少しずつにしておく必要があります。

 

キャベツ

 

春キャベツには食物繊維が豊富。お通じをよくしてくれるとも言われています。また、ビタミンも含まれるので抗酸化作用や免疫工場、細胞の生まれ変わりを支える効果が期待できます。  

 

ミネラルも含まれ、神経興奮の抑制や歯・骨の形成を助ける働きが期待できます。ただし、食べやすいよう芯の少ない部分を選んであげましょう。  

 

菜の花

 

春の野菜の代表ともいえる菜の花。こちらも犬に与えることができるとされています。βカロテンや鉄分、カリウム、ビタミンB群などが含まれています。  

 

抗酸化作用のあるβカロテンは老化の予防などが期待できます。鉄分は貧血予防、カリウムには利尿作用があり、老廃物を出すきっかけになるでしょう。  

 

ビタミンB群にはエネルギー代謝をあげ、体の代謝を促す働きが期待できます。菜の花も芯の部分は硬いため、避けるか食べやすいように火を通しましょう。  

 

ニンジン

 

ニンジンも犬が食べても良い野菜とされています。食べやすいよう、細かくカットしたり、できるだけ茹でてやわらかくしてあげましょう。  

 

生で大きいものを与えてしまうと、丸のみをしてのどに詰まらせてしまう可能性もあります。ニンジンには抗酸化作用、目や皮膚の粘膜を健康に保つβカロテンや、腸の働きを整える食物繊維などが含まれています。  

 

ブロッコリー

 

ブロッコリーも春においしい野菜の代表です。食べやすいようカットして与えましょう。  

 

ブロッコリーには腸内環境を整えてくれる食物繊維、細胞の代謝を促す葉酸、抗酸化作用で老化防止につながるビタミンCなどが含まれています。  

 

また、スルフォラファンという抗酸化作用を持つ栄養が含まれ、がん予防の効果が期待できるとされています。  

 

イチゴ

 

春のフルーツと言えばイチゴ。イチゴには食物繊維、ビタミンCが豊富に含まれています。  

 

水溶性の食物繊維ペクチンはゆっくりとゲル状になる性質があり、腸内環境を整えます。また、アントシアニンという栄養素も含まれ、抗酸化作用を持っています。目の健康をサポートする効果が期待できます。  

 

イチゴは加工食品も多く、チョコや飴がかかったもの、アイスなどは与えないようにしましょう。  

 

 

春の魚、鯛。鯛にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれます。犬の体内では生成できない脂肪酸であるDHAは神経組織の発達をサポートしたり、脳の働きを活性化させる効果も期待できます。  

 

また、EPAは血液をサラサラに捨てくれるといわれています。たんぱく質も豊富で、骨や筋肉の生成を助けます。粘膜の健康維持をしてくれるビタミンB1や代謝を促すビタミンB2なども含まれています。  

 

鯛には骨があるため、愛犬に与える際には十分に注意する必要があります。また、アニサキス症などの恐れもあるため、生で与えることは避け加熱して与えましょう。  

まとめ

 

今回は犬の春の体調の変化と、与えても良い春の食べ物について解説してきました。

 

人間と同じく、愛犬とも一緒に旬の食べ物を楽しみたいという飼い主さんも、今回紹介した食材の解説を参考に、注意しながら与えてみてください。本来ドッグフード(総合栄養食)には愛犬の健康を保つために必要な栄養素が十分含まれています。無理に食材を与える必要はありません。少しフードに加えるなど、楽しみとして取り入れてみてください。

 

また、春は犬も体調を崩しやすい季節です。体調の変化がひどい場合は、できるだけ早く獣医師に診てもらいましょう。

 

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