1.デンタルケアを好きになる7つのポイント
- ポイント1:「歯ブラシ=良いもの」と印象づける。
- ポイント2:最初は短時間で切り上げる。
- ポイント3:無理をせず、愛犬の様子をみながら少しずつ続ける。
- ポイント4:歯みがきと楽しいことをセットにする。
- ポイント5:少しでもできたら優しくほめて、ごほうびをあげる。
- ポイント6:歯みがきを楽しみながらおこなう。
- ポイント7:歯みがきを毎日の習慣にする。
一か月前からみゅう動物病院のデンタル教室に通い始めたまろんちゃん。今日は動物看護師の朝倉さんと一緒に歯みがきを復習することに! 最初は歯みがきどころか、口をさわられるのも嫌がっていたそうですが、今日はできるでしょうか!?
目次
愛犬がリラックスできる体勢ではじめよう。オスワリやフセでもOK。
ごほうびを見せたあとに「マテ」をさせます。
口周りを親指で優しくマッサージしながら、さわられることに慣れさせます。
マッサージができたらほめてあげて、ごほうびをあげます。
ごほうびを見せたあとに「マテ」をさせます。
上唇をそっとめくってみる。はじめは1~2秒から、少しずつめくる時間を長くしていきます。
上唇をめくらせてくれたらほめてあげて、ごほうびをあげます。
ごほうびを見せたあとに「マテ」をさせます。
まずは口の手前の方に指を入れ、優しく歯肉や歯面をマッサージしてみます。さわる時間を少しずつ長くして、慣れてきたら奥歯も優しくマッサージしてみましょう。
ごほうびをあげます。
デンタルケアは愛犬に口周りをさわられることや歯みがきが楽しいと感じてもらうことが大切です。愛犬が歯みがきを嫌がる場合は、以下のようなことがないかチェックしてみてください。
まろんちゃんと飼い主の棚橋さん
わたしにできるかな…という心配もありましたが、いまでは楽しく続けています。まろんの口臭が軽減するし、できた時に達成感があるので、わたしも楽しいです。看護師さんの手の動きなどを見れるとさらにわかりやすいので、かかりつけの動物病院にデンタル教室があるようでしたら、ぜひ参加してみてください。
口周りをさわれるようになり、デンタルケアへの第一歩をみごとに歩んだまろんちゃんには、デンタルケアのプロになるべくこんな宿題が出されました。
1ヶ月前は口をさわらせてくれなかったまろんちゃんが、今日は嫌がらなくて驚きました。歯ブラシで磨こうと思うとハードルが高いですが、まろんちゃんのように少しずつレベルアップすれば歯みがきを楽しめます。
歯みがきをさせてくれない…とお悩みの方は、まずは口周りをさわることから少しずつ始めてみませんか?
「絶対に歯ブラシを使う!」と思わなくて大丈夫です。愛犬と簡単なことから楽しんで始めてみてください。
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