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トイレの
失敗&粗相
した時は…

【ステップ1】
まずは病気でないことの確認を。

『猫下部尿路疾患チェックリスト』で病気でないことを確認。

■ 猫下部尿路疾患チェックリスト >

症状がなくても、健康上の問題がないか動物病院でご確認されることをおすすめします。

【ステップ2】
健康上に問題がなければ原因を調べて取り除いてあげましょう。

不安が元になって起こることも

● 新しく家に持ち込まれたものに排泄する

テリトリー内で新しい匂いのするものに不安を感じている場合が。
他の部屋に置いて新しい匂いを和らげましょう。
同じ理由で、お客様の洋服に排泄する場合もあります。

● 飼い主さんの外出時にトイレ以外の場所で排泄する

飼い主さんの不在で不安になっている可能性が。
飼い主さんの匂いがついた衣類や場所に排泄することがあるので、その場合、留守をする時は衣類を排泄できる場所に置かない、粗相をする部屋に入れないなどの注意も必要です。

● 家族構成が変わったり、ペットが増えた

● 引っ越しをした
トイレの失敗を叱らず、新しいメンバーとの信頼関係を築きましょう。新しい猫が増えた場合は、トイレの数を増やしましょう。

● 同居猫や近所の猫と仲が悪い
ケンカの原因が減るよう、争いの元を改善してみて。

マーキング行動の場合も

去勢避妊手術によって改善の可能性があります。
手術で改善しない場合は同居猫や飼い主、近所の猫との関係がストレスで起こることも。

トイレの場所や容器、トイレ砂の種類や
汚れが原因の場合も…


▲ 快適なトイレについてはこちら ▲

← スプレー行動
 壁などの垂直面に後ろ向きでおしっこを飛ばす。

【ステップ3】
いつも同じ場所に排泄する場合

次の工夫をした後に再びトイレを使う習慣がつけば、しばらく様子を見た後、少しずつもとの状態に戻してみましょう。

粗相をする場所を掃除した後、
家具やダンボール箱を置く

ベッドやソファなら尿が染み込まないビニールシートを敷くのも効果的です。

粗相をする場所にトイレを置いてみる

トイレを置いてみて、その場所でできるようになったら、少しずつ理想の位置に動かしてみましょう。
わざと食器を近くに置くのも手段のひとつ!

なかなか収まらない時は、
かかりつけの動物病院へご相談を。

去勢避妊手術以外にもフェロモンやお薬を使ったり、行動学の専門家を紹介してもらうという方法も。
あきらめずに少しずつ、猫との快適な暮らしを考えていきましょう。

(3/3)

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