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【専門家監修】おしゃれな犬用ハーネスおすすめ13選!メリットや選び方も紹介

【専門家監修】おしゃれな犬用ハーネスおすすめ14選!メリットや選び方も紹介

犬の散歩には欠かせないハーネス。今では首輪と同じように定番となりつつあり、形状やデザインのバリエーションも非常に豊富になりました。
そんなハーネスのメリットやデメリットから、上手な選び方などをご紹介。PEPPYで人気のハーネスも、ぜひチェックしてみてください!

1.犬用ハーネスとは

ハーネスとは犬の胴体に装着する胴輪で、首輪と同じように、犬に装着させたうえでリードを付け使用します。ハーネスはもともと荷物を牽引する犬のために作られたものですが、最近ではペットの犬にも使用する飼い主さんが増えてきました。

2.犬用ハーネスのメリットとデメリット

ウェットフードを与える前に知っておきたいこと

では、犬用ハーネスのメリットとデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

犬用ハーネスのメリット

首や呼吸器など体への負担が少ない

ハーネスは上半身の広い範囲で犬の体をホールドするため、強い力でリードを引いた場合でもその力は胴部分に分散し、首や呼吸器にかかる負担を軽減させることができます。特に、成長途中の子犬や衝撃に弱い小型犬、短頭種や呼吸器のトラブルを抱えた犬には大きなメリットと言えるでしょう。

抜けにくい

ハーネスは胴部分にしっかりと装着するため、首輪のようにスポッと抜けてしまう心配が少ないと言えるでしょう。フィットしたサイズのものを正しく付けることにより、安心して使用できます。

万一のトラブル時に制御しやすい

例えば散歩中、何かに刺激を受けて道路へ飛び出しそうになったことや、他の犬に興奮して飛びかかりそうになったことはないでしょうか。ハーネスは上半身がしっかりとホールドされるため、そんな突発的な動きでも制御しやすくなります。

犬用ハーネスのデメリット

装着に手間がかかる

頭や足を通すハーネスは少し複雑な作りになっているため、サクッと付けられる首輪と比べると、装着に手間がかかります。また、装着することに慣れておかないと、ハーネス自体を嫌がるようになってしまうこともあります。

引っ張り癖が強化されやすい

背中にリードをつけるタイプのハーネスは、犬の引っ張った力と同等の力でないと抑えることができないため、小型犬でも引っ張りが強い子の場合は抑えるのに相当な力が必要になります。根負けして好きなように引っ張らせておくとさらに引っ張るようになるため、歩調を合わせて歩く練習も同時に必要になります。

抜けやすい犬種もいる

さまざまな形・デザインがあるハーネスですが、コーギーやダックスフンドなど足の短い犬種だと、抜けやすい傾向にあります。

3.犬用ハーネスの選び方

犬用ハーネスの選び方

犬用ハーネスにはさまざまなタイプがあります。形状やデザイン・素材・機能面などのポイントをおさえ、愛犬にフィットしたものを選ぶのが良いでしょう。

形状

  • ベルトタイプ

    丈夫なベルトの輪に首や両肩を通して体をホールドするタイプです。作りがシンプルなため飼い主さんも装着しやすく、長さの調節も簡単。また、リードを通して飼い主さんからの指示が伝わりやすいところも特徴と言えます。

    「8の字型」や「H型」などがありますが、「8の字型」は2つの輪を首と胴部分に装着するため抜けにくく、「H型」は体にかかる力が分散され、犬への負担が軽くなるといったメリットがあります。

  • ベストタイプ

    ベストを着用するように、首から胸元にかけて包み込むタイプです。広い面積で体をホールドするため、犬の体への負担はより軽減されるでしょう。また、デザインも豊富にあるため、おしゃれを楽しむ感覚で使用できるのもうれしいポイントです。

  • イージーウォークタイプ

    リードを前胸部分に付けることによって、強く引っ張られるのを防ぐことができるハーネスです。犬には引っ張られた方向とは逆に力を入れる習性があるため、引っ張り癖のある犬を背中側に付いたリードで後ろに引いても、より前へ行こうとする力が働いてしまい逆効果に。

    このハーネスはリードが前胸部分に付いており、犬が前に引こうとしても“テコの原理”で体が横に向いてしまうため、強引に前進する力が弱くなります。引っ張り癖にお悩みの飼い主さんにおすすめ!

素材

  • 通気性の良いもの

    夏の暑い時期に活躍するのが、ソフトメッシュなど通気性の良い素材でできたハーネスです。やわらかい生地で体を包むため敏感な犬の肌にもやさしく使用できますが、その分耐久性はやや低め。使用していく中でも、破れなどが出ていないか都度確認をすると安心でしょう。

  • 耐久性のあるもの

    高い耐久性を求める場合は、ポリエステルやナイロンなどの丈夫な素材で作られたハーネスがおすすめです。摩擦に強いため、活発に走り回るタイプの犬でも安心して使用が可能に。繰り返し洗濯できるところもうれしいポイントと言えるでしょう。

機能性

  • 背中ハンドル

    突然の飛び出しなど、犬の突発的な動きを制御するためのハンドルが背中部分に付いているハーネスです。こういった危険防止以外にも、足腰が弱い犬やシニア犬の歩行をサポートすることもできます。

  • ロック機能

    どんなにサイズフィットしたものを選んでも、使用していくうちにスルッと抜けてしまうようなことがあってはいけません。そういった万一の事故を防ぐために、装着部にロック機能が付いているのがこちらのハーネスです。適切なサイズ位置でロックし、安心装着が叶います。

サイズ

ハーネスは、大きすぎても抜けてしまう心配があり、小さすぎても体を締め付けてしまうため、しっかりと愛犬の体にフィットしたものを選ぶのが大切。まずは首まわりや胴まわりの一番太いところを測定し、そのサイズを元に選ぶのが良いでしょう。装着する際には、指が1~2本入るくらいの余裕を持たせて調節してあげると安心です。

4.PEPPYおすすめの犬用ハーネス13選

5.まとめ

犬の体への負担が少ないという最大のメリットで人気を集める犬用ハーネス。
飼い主さんにとっては、その豊富なラインナップもうれしいですよね!
愛犬の性格やお散歩スタイルに合わせながら、そしてお似合いのデザイン選びも楽しみながら、ぴったりのハーネスを探してみてください。

監修いただいたのは…

学術博士 鹿野 正顕先生

麻布大学介在動物学研究室(旧 動物人間関係学研究室)にて、人と犬の関係、特に犬の問題行動やトレーニングの研究を行い、人と犬の関係学の分野で日本初の博士号を取得。麻布大学卒業後、人と動物の関係に関する専門家やドッグトレーナーの育成を目指し、株式会社Animal Life Solutionsを設立。犬の飼い主教育を目的としたしつけ方教室「スタディ・ドッグ・スクール」の企画・運営を行いながら、ドッグトレーナーとしても指導にも携わっている。2009年には世界的なドッグトレーナーの資格であるCPDT-KAを取得。

スタディ・ドッグ・スクール 代表 株式会社 Animal Life Solutions (ALS)代表取締役社長 日本ペットドッグトレーナーズ協会(JAPDT)理事長 理事・事業企画委員動物介在教育療法学会(ASAET) 理事 CPDT-KA(Certified Professional Dog Trainer - Knowledge Assessed)

学術博士 鹿野 正顕先生

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