コラット

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ペット名:ふくちゃん

コラッあるいはマレットは、タイ王国に起源を有する、猫の一品種。筋肉が非常に発達した丸みのある猫で、その銀青色(シルバー・ブルー)の被毛から『銀色の猫』と形容され、その身体の大きさとその色合いについては、ロシアンブルーのそれとの類似性が見い出されもする。身体に密着したその被毛は、銀青一色にして、その毛先が銀白色に輝いており、毛質は細く、絹のごとく柔らかにして、サテン生地のような光沢を持つ。この毛先の銀白の輝きは、成猫になってからようやく現われるもので、誕生からこれの出現までにはおおよそ2年の時を要する。タイ王国の北東部に位置するコラット地方に自然発生したこの品種は、シ・サワット(幸運の猫)という別名を有しもする。その起源はアユタヤ王朝の時代(西暦1350~1767年)にまで遡るものと考えられている。この時代に記された文書の内に、高原地方たるコラットに生息する、シ・サワットという銀青色の猫の話が現われる。この時代から既に幸福と繁栄の象徴として大切にされていた。19世紀後半―1880年代にあって、ある英国の猫展覧会へと『純青色(ソリッド・ブルー)のシャム』として出場。これが西欧への初めての紹介であったものとされている。そして20世紀も半ばに差し掛かった頃―1959年にあって、ジーン・ジョンソンという名の婦人によって米国に紹介された。やがて猫の一品種としての公認を米国で1965年に受けたのちに、1972年になると、英国の地へと最初のつがいが持ち込まれた。そして1975年に至って、その英国でも一猫種としての公認を受けることとなった。

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