ペピイねこ祭り

猫のための安全対策 猫用マットの種類や特徴をカンタン解説

猫用マットは床対策のために必要なアイテム



猫を自宅で飼う上で、床対策は猫にとっても人間にとっても非常に重要です。特にマンションの場合、ペットの飼育が可能なマンションであっても、猫はもちろん、周りに対して迷惑をかけない配慮が必要です。室内で猫を飼っている方は、猫用マットを用意しておくことをおすすめします。

猫にとってマットが必要な理由は主に2つです。1つ目は転倒防止です。特に子猫の場合、室内で元気よく遊びまわります。その際にフローリングや畳、階段など段差があるところで足を滑らしたり、床のちょっとした隙間に爪が引っかかってしまったりして、けがをしてしまう場合があります。

さらに堅い床の上で動き回ることは、猫の関節に大きな負担がかかる行為です。関節に負担がかかり続けると、痛みを感じてうまく動けなくなってしまい、関節の機能障害を引き起こしてしまう可能性があります。特に年齢の高い猫は負担がかかりやすくなるため、関節に負担をかけないように床対策をしておく必要があります。

もちろん一緒に暮らす人間にとっても、床対策はメリットがあります。猫は床で遊びまわることが多いため、フローリングなどが猫のひっかき傷だらけになってしまうことがあります。持ち家であれば傷がついても問題ありませんが、賃貸マンションなどでは周りに迷惑が掛かってしまいます。そのため猫が遊ぶ場所を中心にしっかり対策しておくことで、床の傷つきを防ぐことができます。

そのほかに、猫の足音は意外に下の階に響くため、同じマンションの住民にとって騒音になることもあります。そのような場合もマットを敷くことで足音を軽減させ、騒音防止につながります。



猫用マットの種類や特徴、メリットとデメリット



次にマットの種類についてご紹介します。今日ではあらゆる種類のものが販売されていますが、選ぶときのポイントとしてはインテリアとの調和や手入れのしやすさ、長持ち具合などです。加えてペットの好みや大きさ、年齢などを考慮しながら選ぶことをおすすめします。

滑り止め用のマットには、主に3種類あります。まずクッションフロアです。ビニール素材でできていて、表面にフローリングをはじめとしたいろいろな模様が印刷されている素材です。ホームセンターなどでメートル単位で販売されており、設置や手入れも非常に簡単です。ただ猫の爪で穴が開きやすいのと、人によっては見た目が安っぽく見えてしまうという難点があります。

次にコルクマットです。コルク素材なので冬場でも足元が冷えることなく、汚れた際には手軽に洗うことができます。また穴が開いてしまっても、比較的目立たない点が利点です。ただ子猫の場合はコルクで爪とぎをしてしまう場合があります。他には使っているうちに素材が反り返る点や、隙間や下にほこりなどがたまりやすく、手入れが少々大変な点がデメリットとして挙げられます。

最後にカーペットです。カーペットはインテリアとしても違和感がなく、冬場でも足元は冷えず、多少の爪とぎであればさほど目立つこともありません。種類や価格も様々で、インテリアに合わせて選べる点や、フローリングをしっかり守ってくれる点がメリットです。ただ素材の性質上、猫の毛が付きやすく、こまめに手入れをしなくてはいけません。また猫の嘔吐などの汚れが取れないため、買い替えが必要になってきてしまうというデメリットもあります。部屋のインテリアも考慮しつつ、愛猫の好みの種類を探してみてください。



猫用マットを使う上での注意点



滑り止め用にマットを敷いていても、猫にとって家の中は危険がいっぱいです。猫がより安心して暮らせるよう、知っておきたい注意点をご紹介します。

まず、こまめに猫の爪を切るようにします。爪が伸びてくると、猫は爪を研いで長さを整えます。しかし家の中で飼っていると十分爪を研げず、爪がのびた状態のまま過ごしてしまう場合があります。爪が伸びていると猫にとって大きな負担となるため、専用の爪切りなどでこまめに切るようにするといいでしょう。たとえ堅い床でも、爪が伸びていなければ猫の負担を軽減させることができます。

またマットを洗濯して干すとき、猫が飛び乗れるような場所に置かないようにします。猫は驚異的なジャンプ力を持っているため、家のあらゆるところに飛び移り、優れたバランス能力によって高いところから落ちてもしっかり着地することができます。しかし猫の飛び移った場所の足元にマットがあると、足を滑らせてバランスを崩してしまい、落ちてけがをしてしまう危険があります。そのため置き場所には注意が必要です。

さらに、トイレの周辺にも気を配る必要があります。猫がトイレを終えて飛び出してくる際に、つい足を滑らしてしまうことがあります。そういったことに備えてペット用の防水・消臭シートを敷いておくと便利です。転倒防止になるうえ、消臭効果や防水の機能があるため、ゲージの中などあらゆる場面で使用することができます。毎日利用するトイレだからこそ、猫の安全に役立つアイテムがあると安心です。