マイロはたまたま訪れたペットショップで出会いました。当時から右後足が曲がらない状態で・・・。一度家に帰ったものの「あの子、売れるのかな・・・」とずっと気になってしまって、結局その日の晩に迎えに行きました。

翌年、マイロの散歩中に衰弱した子猫と出会って、保護したのがしまじろうです。すでにマイロがいたので、うちで飼うのは無理だと思っていたのですが、驚いたことにマイロが顔やお尻を舐めて世話をしてくれたんです。これなら大丈夫かも、と一緒に暮らすことになりました。

普段からたくさんスキンシップをとって、体温や体つきをチェックするようにしています。また、マイロとしまじろうが「何をしたい」「何をしてほしい」と思っているのかをできる限りくみ取ってあげて、ストレスがかからないよう気をつけています。この子達はしゃべれないですから、キモチを理解してあげることが大切だと思っています。

猫を飼ったことがなかったので最初は不安でしたが、2頭のおかげで毎日とても楽しくて、うちに来てくれて本当によかったと思っています。

以前、マイロとしまじろうを連れて実家に帰省した際、親戚のわんちゃんがしまじろうに吠えかかって追いかけようとしました。その瞬間、「ワンワン！！」とマイロが間に入って、しまじろうを守ろうとしたんです。また別の日、しまじろうが夜に私を起こしに来て、マイロの不調を知らせてくれたことがありました。兄弟愛なんだなぁ、と嬉しく思いました。

5年前に娘が生まれたのですが、最近2頭のお世話ができるようになってきて、2頭も娘のことを認めてくれているみたい。生まれたときから2頭と触れ合ってきた娘はもちろん動物が大好きで、将来は動物園の飼育員さんになりたい！と言っています。