パウなヤツら

ボス重体!?そのとき2匹は…の巻

ご近所の犬仲間さんが足を骨折しました。「松葉杖じゃ散歩もできない…。こんなとき犬がいると大変よね」と苦笑していました。わかりますわかります。以前、カンザワも“めまい”で倒れたとき、ゲッペイとバニラのゴハンを1食抜かしてしまったことが。退屈したバニラが寝室の壁を引っ掻き続けて、とうとう壁に穴を空けてしまったっけ…。インフルエンザで寝込んだときは、ナー
ス(?)と化したバニラが24時間完全看護体制でカンザワに密着。高熱のうえにバニラの体温が加わって、ツラかった~…。全身全霊、全体重をかけて飼い主を慕う犬の愛!受け止める側も元気じゃないと身がもちませんね。その点、猫(ゲッペイ)はどうでしょう…?
もう何年も前、肺炎で寝込んだときのこと。何日も続く高熱の中、熟睡もままならず、ついに幻覚症状(?)が現れました。寝室の天井や家具がドロドロ溶けて見えるのです。ヤバイ、これって末期症状? もしかして死ぬの??…などと考えていたら、耳元で「ニャッ!」とゲッペイの囁きが。すると、アラ不思議。目の前のドロドロが、CG映像でも見ているかのように消えてなくなる
のです。その後も数回、ドロドロが見えるたび、ゲッペイの「ニャッ!」で救われました。猫は“魔物”と呼ばれがちですが、たしかにあのときのゲッペイは只者ではなかった。ただし“魔物”ではなく“天使”でしたが…。
以来、ときどき、ゲッペイには敬語で接してしまうカンザワなのでした。