パウなヤツら バニラとゲッペイ物語

その4 ダニでカユカユ!の巻

イラスト1
バニラを家に迎えて1カ月が過ぎ、1人と2匹暮らしも落ち着き始めた頃のこと。突如、バニラが狂ったように体のアチコチを掻き始めました。ちょうど2度目のワクチンを済ませ、お散歩を始めた時期。『もうノミが?』などと心配するそばから、バニラの皮膚は日に日にハゲハゲに。特に耳の毛はすっかり抜けて、哀れ輪切りのハム状態!?
あわてて動物病院で診てもらうと、ブリーダーの家で母犬からウツされたダニが、バニラの皮膚で繁殖中なことが判明したのです。ガ~~ン!!
イラスト2
そのダニの本名は「ヒゼンダニ」(別名「カイセン」)。犬猫の皮膚のみで繁殖するが、人間の血も吸うとか。・・・な~んて話を聞く以前に、すでにカンザワ自身も体中カユカユ状態。さらにゲッペイにも感染したらどーする !?
獣医さん、助けてェ~!!
治療は週1回の注射を1カ月。ダニも完全に絶滅し、バニラもカンザワもカユみが治まり、バニラの“ハム耳”にも毛が生えてきました(ホッ)。
心配していたゲッペイへの寄生もナシ。・・・そういえば、バニラの前に飼ってた犬がノミだらけになったときも、ゲッペイは無事だったなぁ。ゲッペイの皮膚って、少し特殊かも・・・?