パウなヤツら

パウなヤツら

8月22日
 先日、歯を磨いていたら、ふと感じた王太郎の視線。
 ハミガキペースト、石けん、化粧品などの匂いが大好きだった先代猫のゲッペイを思い出し、もしかして王太郎も?と、泡だらけの歯ブラシを近づけてみた。
 キィ~ィ~ィ~!(イヤ~~~!)
 悲鳴をあげながら逃げていく王太郎。何だ苦手だったのね。ゴメンね。
 って、待てよ? コレ、逆手にとれるぞ。
 今日、王太郎が室内用の洗濯物干しをハデに引っくり返したので、ハミガキペーストのフタを開けて追いかけてやりました。
 キィ~ィ~ィ~!!(イヤ~~~!!)
 珍種のオシオキです(笑)。

9月2日
 このたび、王太郎のお父さん猫がキャットショウのノルウェージャン部門で世界チャンピオンに選ばれた。近々、オーストリアのザルツブルグで国際的な表彰式もあるとか。
 その世界のことは、何が何やらチンプンカンプンなカンザワですが…
 めでたい!!
 王太郎のパパは根っからのショウキャットで、ショウ会場のお立ち台に乗ると、決めポーズのまま5分間くらい静止しているそうだ。
 王太郎にはムリ~(笑)。
 実の息子だというのに、食べる&遊ぶ(いたずら&大立ち回り含む)以外は、お腹まるだしで寝てばかり。
 出場できるとしたら「出窓で脱力ゴロゴロ部門」か「おひざでデレデレ甘ったれ部門」かな?

9月3日
 先代猫・ゲッペイの一周忌。
 あっというまの1年だった。
 ゲッペイが亡くなり、2週間余りで王太郎が登場。予測不能な行動をとる王太郎に翻弄され、室内も生活スタイルもしっちゃかめっちゃかに(泣笑)。良くも悪くもゲッペイの旅立ちをしみじみ悲しんでいられなかった。
 これまでも可愛がっていた犬猫たちが亡きあと、写真を整理してアルバムをつくるのがお約束だったが、その制作も遅れに遅れて、先月やっと完成したばかり。
 兄宅の庭にあるゲッペイのお墓に報告。一緒にお昼寝したことのあるダイダイと、隣家の屋根から兄宅の猫・ルッカも参列。ついでに大勢の蚊まで…(笑)。
 あいかわらずドタバタやってるカンザワをゲッペイも苦笑してくれてるといいけれど。

9月14日
 母から電話。
 「ちょっと聞いて! 今、ダイちゃんがおりこうさんだったの!」 
 犬のダイダイの生活拠点は実家。
 母が買い物から戻ったら、留守番していたはずの父がいない。
 「ダイちゃん、おじいやんがいないね。どこ?」
 するとダイダイ、母をトイレに誘導。トイレのドアを鼻づらでツンツンツン♪
 父、絶賛トイレ中だったそうだ。
 先月7歳になったのに、気分も行動も、まだ子犬(?)。元気が良すぎて、両親を困らせることも多いダイダイだが、人間の言葉はしっかり理解しているようです。