パウなヤツら

3月30日
 ドッカン!ドッカン!
 廊下のほうから音がする。
 今日もカノジョ不在の「ひとり壁ドン」しながら、廊下を走り抜ける王太郎。すでに壁の表面(平面)はボロボロだ。
 先代猫・ゲッペイは室内のカドで爪をといでボロボロにしたものだが、王太郎はカドには興味ないようで。
 しかし、このボロボロ、すべてが3~4本線の引っかきキズで構成されていて、アートふうに見えなくもない??
 やるじゃん、王太郎♪(と思うしか、やってられません。泣)

4月10日
 あいかわらず 、猫じゃらし「カシャカシャぶんぶん」=通称「カシャぶん」に夢中な王太郎。
 カンザワにかまってもらえないときは、カシャカシャ部分をくわえ、ズルズル引きずりながら家じゅうを練り歩き、どこかに放置してくる。
 カンザワにかまってもらえそうなときは、カシャカシャをくわえて、「あそぼ?」と寄ってくる…
 ならいいのだが、乗ってはいけないパソコンの上などに乗るふりをして、カンザワの気を引き、遊びに誘い、行方不明のカシャぶんを探させるのだ。
 こんなときのカンザワ、完全に王太郎の「しもべ」状態(やっぱり名前の「王」がマズかったかなぁ…)。

4月20日
 観察していると、赤い色に反応するダイダイ。
 赤いスリッパ、赤いスポンジ…気のせいか赤色のグッズがお気に入りだ。
 ワンコから見える世界は、色彩がない(薄い?)と何かで読んだことがあるが、赤い色は識別しやすいのだろうか?

4月21日
 先週から天気の変化が激しく、ダイダイとゆっくり散歩ができなかった。
 今日は久しぶりに畑沿い(といっても、よそさまの畑)の公道をのんびり歩く。
 先々週、通ったときには、まだチョボチョボだった麦が、ダイダイの背丈近く伸びていた。
 若い頃(ダイダイも中年期に突入)なら、カンザワの制止を振りきり、ダッシュで麦畑に侵入。さわさわ揺れるの麦のなかでハチャメチャに大はしゃぎしたダイダイだが(畑の所有者さん、すみません。汗)、今日はお行儀よく麦を愛でていた。
 ココロは万年子犬?…と思っていたダイダイも、少しは大人になったようだ(それはそれで、ちょっと寂しいような。笑)。