パウなヤツら

4月21日
 狂犬病予防接種で近所の市民ホールへ。
 いつもの散歩に出かけるかのように出発。ダイダイもゴキゲン。軽快な足どり。
 ところが、ホール脇に着いたあたりで記憶がよみがえるのか、オスワリ姿勢のストライキがはじまる。毎年のこと。ポケットにしのばせてきたオヤツをチラつかせながら、何とか会場に到着。
 いつも診察台にお粗相してしまうので、今回も持参したトイレシートをそそくさと広げていたら、獣医さんが声をかけてくださった。
 「抱っこしたままでいいですよ~」
 そして、瞬時にお注射!
 ダイダイもキョトン。お粗相するヒマなし。手際のいい獣医さんに感謝♪
 帰り道、リラックスしたダイダイのトイレタイム。立てたシッポを小刻みにくるくる回している。シッポの毛並みも回る方向も、みごとに左巻きだった(盲導犬に向かないタイプ)。

5月5日
 3月なかば頃から目が不自由になったゲッペイ。それでも洗面所に設置したトイレに自ら出向き、用を済ませている。エラい!
 とはいえ、このところ微妙にトイレ回りが…。観察していると、トイレに入ってすぐ、まだお尻全体がトイレ内に入りきらないうちにオシッコをはじめてしまうことがあり、回りが濡れてしまうのであった。
 朝、寝起きにトイレ回りが濡れているのを発見したときの虚脱感…。朝っぱらから雑巾を持ちだすはめになるけれど、まめに洗面所の床をきれいにしていると思えば気持ちいいってもんサ。
 ゲッくん、ありがとね♪(カンザワ、前向き。笑)
 

5月12日
 ダイダイ、ワクチン注射で動物病院へ。
 去年までワクチンを打ってくださった獣医さんが亡くなり、閉院されたので、その後に行くようになった病院へ、今回2度目の訪問。
 ちと気が重い…。
 なぜって昨年、ダイダイが獣医さんに威嚇してしまったから…(冷や汗)。
 今日はダイダイも平常心でお注射を受け、ロビーでホッとしながらお会計待ちしていたときのこと。
 「すみませ~ん。体重はかり忘れました~!」
 と、診療室から大柄な男性の看護師さんが小走りに飛びだしてきた。ビビリのダイダイ、悲鳴をあげながら威嚇(あぁ~、またやっちゃった~)。
 やさしい看護師さん、驚きつつ笑顔で対応してくれたけど、カンザワ、またもや冷や汗の巻。さらに体重が去年より500グラム増えていたのもショックで…
 実家に帰宅後、ただちに、じいやん&ばあやん(カンザワ両親)にダイダイへの間食禁止令を発令。
 日頃から健康な分、病院に行く機会が少なく、なかなか病院慣れしないダイダイであった。