パウなヤツら

1月1日
 2014年、明けました。
 新年おめでとう! そして、ゲッくん、
19歳のお誕生日おめでとう!!
 ゲッペイはいつもどおり淡々とフードを食
べ、まったり日なたぼっこ。ダイダイは家族
の新年会に参加し、おせちのお相伴で大はし
ゃぎ。いや~、めでたいめでたい♪
 と、手放しで喜べない心配ごとが発生。
 兄一家の飼い猫・ルッカが昨年末29日か
ら行方不明なのだ。昼間はお外を出歩いてい
ても、夜は必ず帰宅していたそうなのに。
 もともと埼玉県川口市生まれのノラちゃん
出身。年末年始の里帰りとか? まさかね。
川口は遠いし。

1月3日
 ルッカちゃん、まだ帰らず。
 猫好きな小説家・内田百聞(1889~
1971)の有名な猫捜し広告を思い出し、マ
ネして描いてみた。
 行方不明の猫を捜す和歌として知られる、
在原行平の百人一首「立ち別れ、因幡の山の
嶺に生ふる、まつとし聞かば、今帰り来む」
を書くのがポイント。
 この紙を猫が出入りする場所に貼ったり、
猫が使っていたお皿に乗せておくと、猫が帰
ると言われている…らしい??
 願いをこめて、兄宅と実家の玄関にペタリ。
 ルッカちゃん、早く帰っておいで~~!  

1月9日
 夜、甥から写メが届く。
 「ルッカ、帰ってきました~!」
 ええ~っ、ホント~っ!? 良かった~~
!!
 甥が仕事から帰ると、何ごともなかったよ
うに、甥のベッドでぬくぬく寝ていたそうだ。
なんと12日ぶりの帰還。
 ルッカの画像を見るかぎり、ケガもなく、
毛並みもつやつや。どこぞの猫好きさんに保護されて、おいしいフードでもオゴチに
なっていたのだろうか? 
 ルッカが言葉を話せたら、12日間の顛末
を取材したいところだけれど… 
 ナゾが深まる失踪劇。ともあれ無事で何よ
り。

1月15日
 ギャオンギャオンギャオ~~ン!!
 ダイダイ、突然の絶叫。なにごと!?
 お気に入りのタオルをカミカミしているう
ちに穴が空き、その穴に自分の胴がピッチリ
はまってパニックを起こしていた。
 じいやん(カンザワ父)にタオルを切って
救出してもらったあと、ションボリうなだれ
るダイダイ。自業自得で反省中?