パウなヤツら

10月25日
 晩ごはんは実家でスキヤキ。
 メンバーは、じいやん&ばあやん(カンザ
ワ両親)、甥のRちゃん、カンザワ。
 ゲッペイ、ダイダイ、ルッカ(兄宅の猫)
の話に花が咲く。
 ルッカちゃんが外でネズミをつかまえては
バラバラにして室内に散らかしておくので、
踏んづけてしまった。と、Rちゃん(カンザ
ワ、思わず悲鳴)。
 って、食事中の話題じゃないぞ(笑)。
 スキヤキのお豆腐がミョーに少ないと思っ
たら、テーブル下からダイダイが盗み食いし
ていた。

11月3日
 散歩中、狭い坂道を下りながら、ダイダイ
のトイレがはじまった。
 20メートルほど離れた坂の下には、ベビ
ーカーに2歳くらいの女の子を乗せた若い母
親。
 ダイダイのトイレに気を取られていたので、
何が起こったのかわからない。が、気づいた
ときには、さっきまでベビーカーにいた女の
子がすぐ近くまでバタバタ走ってくるではな
いの。
 驚いて吠えるダイダイ。
 女の子の名前を絶叫しながら追いかけてく
る母親。
 その声に驚いて、ますます吠えまくるダイ
ダイ。
 女の子をつかまえた母親から、オニの形相
でにらまれた。
 「…すみません…」
 あまりのド迫力に、思わず謝ってしまった
カンザワだったが…
 何か納得いかないぞ。そりゃ吠えて驚かせ
たかもしれないけど、リードは短く握ってた
し、噛んだわけでもない。狭い坂道、犬がト
イレしてるそばで、ベビーカーから子供を降
ろす母親だって、どうなの? それとも女の
子が自分から降りたのだろうか?(そのあた
り、まったくわからない)
 なおも鋭い視線を向けつづけてくる母親に
言いたくなった。
 「うちの犬、犬ギライな人を見分けて吠え
てるだけですから~」(もちろん言わなかっ
たけど)
 当の女の子はダイダイを怖がる様子もなく、
ケロッとしていたのが救いだった。  

11月13日
 日に日に気温が下がるこのごろ。
 寒がりのダイダイに何か着せなきゃ。と、
毎年着せているヨレヨレのトレーナーをとり
あえず着せたところ…
 ダイダイ、大喜び♪
 お洋服、キターーーーー!(着たーーーー
ー!)
 と言わんばかりに、椅子を飛びこえ、椅子
に座ったカンザワを飛びこえ、テーブルのま
わりを踊るようにグルグルグルグル…
 こんなにお洋服好きなコは、我が家の歴代
犬はじめて。たまには新しいのを買ってあげ
なくちゃ。
 先代犬・バニラが衣装持ちだったので、お
古ばかり着せられてるダイダイです。