パウなヤツら



8月24日
 テレビのニュースや新聞で「生後56日以下のペット、取引禁止へ法改正」の報道。
 生後56日以下の幼犬・幼猫を親から引きはなすと「噛みぐせ」などの問題行動を起こすケースが多いそうだ。
 ふむふむ。いわゆる「社会化ができない」ってヤツ?
 社会生活がヘタッピになってしまうらしいね。
 これまで我が家のメンバーは、どうだったろう?
 過去に飼った2匹のキャバリア犬「モナカ」「バニラ」は生後2ヶ月半以上…80日を過ぎてから家に迎えた。犬種特有の穏やかな性格も相まって、噛みぐせもなく、人間ともワンちゃんとも誰とでも仲良くできた。それこそ世界中の誰とでも仲良く。
 ゲッペイは…生後57日目だった。最新基準ギリギリ? 噛みぐせがひどかったなぁ…3歳くらいまで。子猫なのに抱っこされたり、なでられたりも苦手な様子で。ってのがウソみたい。今は別猫のような甘ったれと化している(笑)。
 で、ダイダイ。これまた生後57日目。最新基準ギリギリ。当初、生後70日頃に迎える予定だったが、ブリーダーさんからの要請 で早く引き取ることになった。やはり噛みぐせがひどかった、2歳くらいまで(今も興奮すると、ときどき)。それとワンちゃん同士 のお付き合いが、いまだにヘタだ。
 やはり56日はギリギリライン?本来なら60~70日は過ぎたほうがいいのでは?…と、シロウト考えながら思う。
 ただ、元・問題児(?)ゲッペイ&ダイダイには、共通の特徴がひとつ。それは体が丈夫なこと。問題児=丈夫。てことはないと思うけど(あったりして。笑)、それは何よりありがたいことです。

9月9日
 ワンちゃん界では、社交ベタなダイダイ。お散歩で出会うワンちゃんの半数に吠えかかってしまう。陽気に尻尾をふりながら、親しみをこめて吠えるケースも多いのだが、それを察してくれるワンちゃんは…残念ながらあまり多くない(涙)。
 そんななか、実家のご近所のダックス犬・チョコちゃんとは不思議なお付き合いをしている。
 飼い主さんいわく、「うちの犬、変わってるの。誰とも交流しないし、誰にも干渉しないの」。
 たしかに!
 ダイダイと出会っても「われ、関せず」な態度を貫くチョコちゃん。その代わり、ダイダイもチョコちゃんには決して吠えない。…どころか、一緒に並んで仲良く(?)お散歩ができるのだ。
 よそのワンちゃんと足並み揃えて歩く。ダイダイ的には画期的なこと。
 変わり者同士で気が合うのだろうか?
 いや、特に「合ってる」ようにも見えないのだが…(謎)。

9月18日
 ふとゲッペイの耳の穴を覗くと…ぎょぎょ~っ(さかなくんか?)、耳アカで黒々!
 ごめんね、ゲッペイ。最近、耳掃除をなまけてたね。早速、開始。
 といっても、専用の道具は要りません。
 カンザワ、人さし指にティッシュをふわっと巻きつけて、ゲッペイの耳の中をやさしくホジホジ。ティッシュに耳アカがつかなくなったら終了。
 こんなテキトーなやり方でいいのか?…と思いつつ17年以上。耳の病気とも無縁だし、いまだに聴覚も鋭敏なゲッペイ。基本体質が丈夫というのは、本当にありがたいことだ。
 しかも、この方法、若い頃のゲッペイはイヤがって、カンザワの手に噛みついては逃げまわったものだけど、今は膝の上でウットリ。いつまでも(?)ホジホジさせてくれる。
 ゲッくん、まぁるくなったね♪(体はスリムだけど)