パウなヤツら

2月22日
 NHK『あさイチ』の犬特集を見る。
 引っぱりグセのある犬の矯正法(散歩法)ですと?
 ダイダイにピッタリのテーマじゃん(笑)。
 ふむふむ、オヤツを手に、犬の気を引きながら歩けばいいのね。よし、早速、試してみよう。
 「ダイダイ、見て!」
 片手に持ったドライフードをチラつかせながら、ダイダイに呼びかける。
 すると、いつもなら外に出るなりロケットスタートで突っ走るか、地面の匂いを嗅いでばかりのダイダイが、カンザワとピピッとアイコンタクトするではないの♪
 「いいぞ、ダイちゃん」
 「ダイぽん、イイコ」
   ヨイショしながら、ときどきドライフードを1粒、ダイダイの口へ。ダイダイもゴキゲン。
 いいね、この方法!
 フード欲しさのダイダイ、ときどき歩道の真ん中でイイコぶってオスワリするのがご愛嬌だけど。

3月15日
 ダイダイ、年に1度のワクチン注射の日。散歩がてら、徒歩30分ほどの動物病院へ。
 持ち物は診察券と…トイレシーツ(笑)。
 びびり屋のダイダイ、子犬の頃から病院の診療台でお粗相するのがお約束になってしまった。診療台にダイダイを乗せる前に、まずトイレシーツを敷かないと(とほほ)。
 今日はタイミングよく、シーツの上にお粗相してくれた。ほっ。
 体重は5.8キロ。え、去年と同じ? やった~。太ってなかった~!
 昨春、避妊手術をして以来、万年ハラペコ&ガツガツ状態のダイダイ。ちょっとでも目を離すとテーブルから人間の食べ物を盗み食いするわ、散歩中に拾い食いはするわ…(書いててナサケナイぞ)。せめてドライフードはダイエット用に、オヤツは茹で野菜に変えて努力してきた。
 「気をつけた甲斐がありましたね」
 獣医さんからもオホメの言葉をいただき、うれし恥ずかし♪
 それにしても5.8キロって…先々代のキャバリア犬・モナカ(5.5キロ)と、さほど変わらない重さ!?
 ウソみたい…。
 モナカは小さくて、抱っこしても軽かったけど、ダイダイは背が高い(足が長い)せいか大きく見えるし、抱っこすると重たい。
 自分の腕力が衰えたのか? ナゾだ…。

3月19日
 アア~オ、ウワ~オ、ブギャ~オ…
 去年頃からかな? ときどきゲッペイが去勢前の若猫のようなオタケビをあげながら、室内をソワソワ歩くことが増えてきた(去勢手術は15年前に済ませているんだけどね)。
 どうやらトイレ(大)をモヨオシているらしい。
 なら、とっとと用足しすればいいものを…
 で、ひと声かけてあげる。
 「ゲッくん、ウンウンじゃない? トイレ行ったら?」
 その言葉でハッとしたように(?)トイレに向かうゲッペイ。案の定、「大」でした。 職場などで上司の指示がなければ何もできない若者を「指示待ちクン」とか呼ぶらしいけど、ことトイレに関しては、ゲッペイも指示待ちクンと化しているようだ。
 17歳。といっても、人間年齢ほぼ100歳。若者じゃないんだけどねぇ。