パウなヤツら
12月11日
 ゲッペイ、昨日から食欲がない。トイレ回数も少ないし…
 ホットカーペットの上、中腰で固まっていたり、何となくリラックスしていない。
 どこか具合悪いの?
 ファーミネーター(ムダ毛取りコーム)で背中や尻尾をとかしてあげたら、気持ち良さそうにクネクネ。
 その後、ゴハンを少し食べ、小さな便をした。
 スキンシップが足りなかったのかなぁ。年末でカンザワもバタバタしてるし。ゴメンね、ゲッくん。


12月12日
 朝、ホットカーペットに血が点々!
 え、もしかして…? ゲッくん、ちょっとお尻を拝見。
 肛門嚢炎だった。
 肛門脇にある肛門嚢にウミがたまりすぎてズルムケに。見るもイタイタしい…。
 でも、ここ数日の不調の原因がわかって良かった。実は昨日の段階でもチラッと肛門嚢炎の予感がしたものの、そのときはお尻に異状なかったのだ。
 そう、ゲッペイの肛門嚢炎、実は今回で2度目。
 初回は去年の2月。そのときは右側の肛門嚢だったので、獣医さんから「次は左側かも」と言われていたのだった。
が、今回も右側。ゲッペイは右にウミがたまりやすいのかなぁ。
 ともあれ、初回時に処方された軟膏を保管しといて良かった。これがあれば、わざわざ病院に行かなくてもOKなのだ。
 痛がって悲鳴(悲ミャー?)を上げるゲッペイを押さえながら、患部に軟膏を塗布。
 その後はだいぶリラックスした様子でホットカーペットに寝そべっていた。この疾患、肛門嚢が破けてしまえばスッキリするらしい。
 まだ食欲もトイレも本調子じゃないけれど、ひとまず、ホッ。
 ゲッくんのお尻、早く良くなれ~ぃ♪

12月13日
 ニャ~~~ッ!
 朝、ゲッペイが出窓で元気よく挨拶。
 お、調子でてきたね。
 お尻の出血も止まった。少し大きめの便もでた。食欲も戻ったぞ。
 去年、肛門嚢炎になったときは、全治2週間かかったけれど、今回はもっと早く治るかも。
 アッパレ、ゲッペイ爺の底ヂカラ!
 さ、今日も軟膏を塗るよ。
 お願いだから、ぐるぐるしないで~(笑)。
12月14日
 今年3月、避妊手術を受けて以来、異様に食欲旺盛なダイダイ。
 特に秋以降、人間用食べ物の盗み食いが増える一方だ。
 今日も実家に顔を出すと、母が申し訳なさそうに切り出した。
 「あのね、ノリエに怒られそうだから言うのやめようと思ったんだけどね……ダイダイがマシュマロ食べちゃって……」
 「ん、どれくらい?」とカンザワ。
 「……ひとふくろ……」
 「えええ、マシュマロ1袋~っ!?」
 ダイダイ~、今夜は晩ごはん抜きだからね~!