パウなヤツら
1月27日
 今年に入ってから、フードのムラ食いが目立つダイダイ。1日2度の食事を1度しか食べないことも、しばしば。元気いっぱいだし、人間の食事は食べたがるし、どう見ても体調不良ではない。単にワガママ犬になったのか?
 食事場が設置してある台所から、ドライフードを口に含んで移動しては、わざわざ人間たちのいる居間にバラまいて、1粒1粒ちびちび食べている。
 何、やってんの??
で、ばあやん(カンザワ母)がハッと気づいた。「もしかして、ダイちゃん、私たちのいるところでゴハン食べたいんじゃ…!?」
 早速、ダイダイの食事場を居間に移したところ、ガツガツとドライフードを食べはじめた。
 そうか、そうだったのか…態度で訴えていたのか。
 ダイダイめ~、頭いいぞ~♪(カンザワ、ボスばか炸裂。笑)
2月6日
 深夜、ふとゲッペイの後ろ姿を見たら、お尻に異変が!
 肛門の右下が擦りむけたように赤くなり、血がにじんでいる。
 そういえば今日、ホットカーペットに血が落ちていたっけ。
 ケガ?
 こんなことが起こるのは、だいたい土曜夜(何でだ?今回も!)。で、翌日曜日は動物病院がお休みなのだ。
 どうすりゃいいの~!?
 これ以上、悪化しないことを祈りながら、明後日まで様子を見ることに。
2月8日
  年1回のワクチン接種と、ゲッペイのお尻の異変を診察してもらうため、ゲッペイ&ダイダイを連れて動物病院へ。
 ゲッペイのお尻の血は、肛門膿が溜まって破けたせいと判明。そういえば、犬の場合は美容院でシャンプーの際に、ついでに肛門膿を絞ってもらえるが、ゲッペイのような短毛種猫は、生まれてこのかた美容院とは無縁。積年の肛門膿が溜まりっぱなしだったのか~!?
 ゲッくん、気づかなくてゴメン…。 まだ患部には血がにじんでいて、獣医さんが軟膏を塗ったら、ダミ声で「ギニャア!」と鳴いた。痛いらしい…。
 肛門膿を除去する手術もあるらしいが、15歳というゲッペイの年齢を考えたら、麻酔は無理。自宅で1日1回、軟膏を塗布しながら様子を見ることになった。

 その後、ゲッペイ&ダイダイともに、ワクチン接種も無事完了。ただ、ダイダイは半年前に比べて体重が500g増えていた。「人間に例えたら2~3kgですね」と獣医さん。ヤ、ヤバい!
 コレって、やっぱり、じいやん(カンザワ父)の甘やかしのせいだよね? じいやんに厳重注意せねば。(詳細は前回2月号、12月31日の日記をご覧ください)
2月20日
 ゲッペイのお尻異変から2週間経過。患部の赤味も消え、ほとんど治ったようだ。
 ただ、獣医さんの説では、今回は肛門の右側だったが、左側にも肛門膿が溜まっている可能性があるそうだ。今後も気をつけなければ…。
 これまで大きな病気もケガもなかったおかげで、ゲッペイの体調に無頓着だったカンザワ。ゲッペイが人間年齢90近いお爺さんだということも普段は忘れがちだった。もっともっと大切に労ってあげないと…。
 ゲッペイのボス(母)としての自覚を新たにした出来事でした。