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パウなヤツら
10月20日
バニラと散歩中、ノラちゃん（？）の親子と遭遇。母猫と子猫２匹。
　そ～っと近寄ると、子猫１匹は逃げてしまった。もう１匹も母猫の後ろに隠れ、こちらの様子を伺っている。
　そこで、以前テレビで見た「猫を安心させる作戦」を開始。
　猫を見るとき、ジ～ッと直視すると警戒させてしまうらしい。少し離れた位置から「まばたき」しながら見ると、親しみを感じてくれるそうだ。
　カンザワ、猫の親子に微笑みかけながら、しきりにパチパチ☆とまばたき。（ハタから見たら完全に「ヘンなオバサン」状態。周りに誰もいなくてよかった。笑）
　すると作戦通り、隠れていた子猫がチョコチョコと顔を出しはじめ、ついに母猫の前に登場。興味津々でこちらに近寄ってきた。かわいい！　気持ちが通じた気がして、カンザワいたく感激！！　 バニラも普段から「猫慣れ」しているので、こんな場面でも猫ちゃんたちを威嚇せず、静かにつきあってくれる。
　秋の夕方、時間が経つのも忘れて、葉っぱにジャレる子猫ちゃんを眺めていた。

11月17日
　同じマンションの犬仲間Ｏさんと久しぶりに遭遇。バニラも大喜びでＯさんに駆けより甘えている。
「ああ、まだウチの犬の匂いが残ってるかしらね…」と、Ｏさん。
　え？　そういえば最近、メリーちゃん（Ｏさんのワンちゃん）を見かけない。
「メリーちゃん、どうしたんですか！？」
「ガンがアチコチに転移してね、亡くなったのよ」
　知らなかった…。バニラのことが大好きで、自分の子供のように可愛がってくれた黒ラブのメリーちゃん、１１歳８ヶ月だったそうだ。
　１０月のはじめ、帰宅したらバニラが身じろぎもせずベランダの外を眺めていたことがあった（１１月号の日記参照）。メリーちゃんが亡くなったのは、その頃だったらしい。Ｏさん宅は我が家の斜め上階なのだ。
　メリーちゃん、おやすみなさい。いつもバニラにやさしくしてくれて、ありがとうね！
11月21日
先月、カンザワの採寸ミスで「お洋服デビュー」を見送ったゲッペイ（またまた１１月号参照）。ワンサイズ上を再注文。本日届いた。
さぁ、今度こそピッタリサイズだぞ。ゲッくん、着てみようよ♪
　真っ赤なパーカを手にゲッペイを追うが、前回のピチピチパーカがトラウマになってしまったのか、逃げる逃げる…。
　こんなはずでは…。ああ、ゲッくんのお洋服デビューは、いつ？
【次回予想】
去年までに比べたら、嘘みたいに腰の調子が良くなったバニラ（通称・腰軽犬）。来年は８歳だというのに、数々のイタズラ復活です。