2月23日
 バニラが定期的に通う鍼治療の動物病院に、古い友人Yさんの飼い猫くんが腸炎で入院したと聞き、お見舞に行く。以前は同じ沿線のお隣り駅に住んでいたYさん、お互いの引越しで遠く離れてしまい、再会は10数年ぶり!?
 Yさんの猫はノルウェージァン種。通称、ノル猫。金色の…というか、きなこ色のタテガミ(?)をたくわえて、ライオンのように堂々とケージ内に鎮座していた。腸炎は順調に回復中で、見ためもとても元気そう。ちょうど夕食どきになり、Yさん、獣医さん、カンザワが注視するなか、悠然とフードをたいらげ、トイレを済ませた。まさに王者の風格。やや神経質気味で低姿勢の我が家のゲッペイとは大違い…(そういえばこのケージ、10年前にゲッペイが去勢手術で1泊入院したときと同じ位置、同じケージだというのに。笑)。
 その後、近くのカフェでYさんとお茶。動物と暮らす楽しさと大変さを語り合い、大いに盛り上がった。20年ほど前、一緒にロンドン旅行をしたときに見つけた猫の写真集で、はじめてノル猫の存在を知った私達。その後、Yさんはノル猫にハマり、今や9匹に囲まれて暮らしているそうだ。
3月2日
 2年前に頸椎捻挫をしたカンザワ、その後遺症(?)なのか、季節の変わりめに首が痛くなる。今週は接骨院通い。
 接骨院には「ノエルちゃん」という看板娘犬がいる。コリーとバーニーズのミックス。大型ながら…というか、大型犬ゆえにお行儀が良く、おっとりおとなしい。お灸の間じゅう、ノエルちゃんはカンザワの膝の上に大きな顔を乗せていてくれた。可愛くて癒される~♪
 こんなにイイコなのに、患者さんのなかには犬嫌いな人もいるから、普段は治療室の奥で「隠れ看板娘」しているそうだ。犬嫌いな人って、人生の何割か損してないかい?
 帰宅後、カンザワの膝をバニラがしつこく嗅ぎ続けていた。
3月8日
 ここ数日、珍しくバニラのお腹がユルい。子犬の頃から、下痢をしたことがないので、ちょっと心配になってきた。病院に連れて行くべき?でも、もう夜。診察時間は終わってる…。
 何か打つ手はないかと、本棚にある犬の健康本を片っ端から見ていたら、「くず湯を与えると良い」という記述が!早速、夜道をひた走り、近所のスーパーで「くず粉」を購入。「ドライフードのくず湯あえ」をバニラに与える。
 あとは祈るしかない。どうかバニラのお腹が治りますように…。何の宗教団体にも属してないため、とりあえずバニラの神様にお願いした(モロ困ったときの神頼み派?)。


3月9日
バニラのトイレに元気なウンチ!良かった~!くず湯、効きました。今後も「くず粉」を常備しようと心に誓う。
【次回予想】
 12年来お世話になっている動物病院がリニューアル移転。内装イラストを依頼されました。楽しいイラストを描くぞ!ワクワク♪