カンザワファミリーの犬猫おきらく研究所

箱入り娘は脱走がお好き
箱入り娘は脱走がお好き
カンザワ所長の兄一家宅に子猫が仲間入りしました。
名前は「ルッカ」。ミケトラ和猫の女の子です。
このルッカ、現在は室内で飼育中ですが、もともとは路上出身で、お外が大好き。人間たちのスキを狙っては、オテテで器用に玄関扉(立てつけの良すぎる引き戸)を開けて脱走…いえ、勝手にお出かけしそうになるのです。
おかげで現在、兄宅の玄関内側はルッカ外出防止策として、縦横に組み合わせたサークルをガムテープで貼り合わせたアート空間(?)に。人間の出入りも難儀な状態。
箱入り娘には収まれないオテンバゆえ、将来的には外出を許可する方向ですが、その前に避妊手術は必須。ただ、今は時期尚早。
今日も庭に飛び出たルッカをつかまえながら、手術の時期に頭を悩ませている兄一家です。
獣医さんに聞いてみました

雌猫の避妊手術の時期としては、初回の発情前(生後5~6ヵ月齢)が望ましいとされています。初回の発情を抑える前に避妊手術をうけると乳腺腫瘍を高い確率で予防することができ、ストレスや問題行動の予防も可能になります。
ルッカが生まれたのが「2010年の真夏」頃なら、今は生後6ヵ月齢くらいでしょうか。なるべく早いうちに動物病院で避妊手術についてのご相談をされるとともに、術前の健康診断をお受けになることをおすすめします。
また、外に出たがるとのことですが、交通事故や他の猫とのケンカ等を防ぐため、避妊手術を受けた後も、できるなら室内での飼育をお願いします。そうすることで猫自身の安全と健康を守ることになりますよ。