カンザワファミリーの犬猫おきらく研究所

ゲッペイ・バニラのイラスト
清濁どっちも飲む男?
 雨上がりの歩道で、水たまりの水をゴキュゴキュ飲んでるノラちゃんを目撃したことがあります。おお、ワイルド!
 ゲッペイは完全室内飼いの「箱入り息子(箱入り爺さん?)」でありながら、意外に野生なところがあり、排水(?)が大好き。
 所長がお風呂から上がると、入れかわりに浴室に入場。タイルに残ったお水をピチャピチョ…。洗濯が終わると、排水パンに残ったお水をピチャピチョ…。台所のゲッペイ専用水飲み皿に、いつもお水を入れてあるにもかかわらず。
 もちろん、水飲み皿の水も飲みます。が、汲みたては飲まない。汲みたてを「寝かせて」飲む傾向があるのです。
 「清濁あわせ飲む」という言葉があるけれど、あわせて飲んでないから「清濁どっちも飲む」かな? 14歳はダテじゃない。オトナじゃん!(って、子猫の頃から飲んでたけど)。

獣医さんに聞いてみました

水道水には消毒のための塩素(遊離残留塩素)が0.1mg/リットル以上含まれており、その匂いを嫌って汲み置きの水や湯冷ましを好む場合があります。(水道水に含まれる塩素の濃度は地域や場所によっても若干の差があるので、匂いが気にならない場合もありますが…)。また、汲みたての水では温度が冷たすぎると感じている可能性もあります。
しかし、猫の中にも蛇口から直接水を飲む子もいますので、匂いや温度も含めて考えれば、その猫の「好み」の問題と言えるでしょう。