カンザワファミリーの犬猫おきらく研究所

カカトカミカミ催促
カカトカミカミ催促
♪トゥルルルルル・・・トゥルルルルル・・・
ああっ、電話!早く、早く出ないと!!
なぜって、電話が鳴るたび、ダイダイがカカトを噛みに来るのです。正確には「噛むマネ」ですが、ガウガウ唸りをあげてカカトを攻撃しながら、人間が電話に出るのを急ぎ立てます。
それはいつかテレビで見た、牛追い作業犬のよう。牛たちをまとめるときに、牛のカカトを噛むフリする、あの光景にそっくり。てことは、ワシらは牛か!?(ぼやき by 所長一家)
ダイダイが急かすから、人間どもが慌てるのか、人間どもが右往左往するから、ダイダイが興奮するのか。もはや、どちらが先でどちらが後かわからない「ニワトリとタマゴ」状態。
受話器を取った瞬間、何ごともなかったように落ち着きを取りもどすダイダイではあるのですが。
獣医さんに聞いてみました

神沢さん、電話が鳴ると、慌てて電話機に駆け寄っていませんか?
もしかしたら、その行動が、ダイダイが持つ猟犬種(活発な猟犬種であるコッカースパニエルとトイプードルのMIX)の資質を刺激しているのかもしれません。
対処方法として、まず自分の携帯電話から自宅に電話をして、電話のベルに慣れさせる練習をしてみましょう。「獲物」に間違われないように、電話のベルが鳴っても慌てず騒がず落ち着いてゆっくり歩くようにします。もし電話を取りに行く間に犬がかかとを狙ってきたら、その場に立ち止まり、脱力(だらんと力を抜く)して、犬がかかとから離れたらまた歩き出す。これを繰り返し続けてみましょう。こうすればダイダイは足を追いかけても楽しくないので、興味を持たなくなってきます。
また、電話のベルを鳴らして、まず「おすわり」「まて」をさせてみましょう。受話器を取りに行く間も上手に「おすわり」「まて」ができたなら、ごほうびにフードやおやつを少し与えて「いい子だね」と褒めてあげましょう。この方法を試してみてください。