カンザワファミリーの犬猫おきらく研究所

ダイダイのイラスト
オトナ関門、通過中
 ダイダイ、生後9ヶ月になりました(この原稿を書いてる5月現在)。ちょうど子犬と成犬のハザマ。オトナ街道に設置された、いくつかの「オトナ関門」を、通り抜けている真っ最中です。
 とはいえ、今のところ1つ、見あたらない関門が。それは…
 「生後半年~8ヶ月頃、一時的に食欲が減退する」関門。
 犬の飼育本にもブリーダーさんの飼育マニュアルにも書かれていいました。過去に飼った犬たちも、その時期たしかに食欲が落ちました。なのにダイダイ、なんでずっと食欲旺盛…? 
 あと、生後8ヶ月の頃、トイレに点々と出血らしきものが。キタ~、ヒートだ~!…と、お赤飯モードに突入したものの、その後パッタリ音沙汰なし(ヒートのフライング?)。1ヶ月後の今現在、改めてヒートがやってきました。祝☆女のコ。
 ダイダイ、あわてるコトないよ。ゆっくりオトナになっとくれ。

獣医さんに聞いてみました

成長期の子犬は2種のエネルギーを必要とします。
すなわち、今の体を維持するための分と成長するための分です。
成長期が終わる頃、例えば小型から中型の犬種では生後6~10ヶ月齢頃に、体高や体重がほぼ落ち着き、成長分のエネルギーが不要となって自然に食事量が減ってくる(食欲が落ちてくる)ことがあります。
女の子であれば、この時期に最初の発情を迎えます。
ちなみに、発情時期に食欲が低下する場合もあれば、まったく低下しない場合もあります。
ダイダイちゃんの場合、発情の影響をうけない体質で、かつ、活動的であれば、体を維持するエネルギー量が多くなっていて食欲が変わらなかったのかもしれません。
(ただ、若い時に体重管理をしておかないと将来肥満となる可能性があるため、体重を計りながら定期的に必要なカロリーを 見直すようにされると良いかもしれません。)