ご長寿猫ブログのスターたち 14

九州初オシッコは、なんとお膝の上

 さくらさんは1991年7月広島生まれ、その翌年、九州へやってきました。初日早々、sanaは「遊び係」兼「お膝係」に任命。膝で丸くなって眠るさくらさんでしたが、突然起き上がりトイレへ直行!しかしsanaのお膝はすでにオシッコでずぶ濡れ!
 そう、さくらさん九州初のオシッコは、なんとsanaのお膝だったのです!
 小さな体で、広島から飲まず食わず出さずの車旅。空腹でトイレも我慢してヘトヘトだったはず。それでもsanaと遊んでくれて、お膝で安心しきって眠り、おねしょまで・・・。まさにこのとき、さくらさんとnasaの切っても切れぬ強い絆が生まれたのでした!?

先生も呆れる強気っぷりで、病気に対抗

 sanaが社会人になり実家を出て約12年の間、さくらさんに会うのは年に数回・・・。それでもさくらさんはsanaを忘れることなく、合うと必ず「カツオブシを噛んでぇ~」と甘えてくれました。
 2004年、病院で腎臓が悪いと言われ、この年から点滴による補液を開始しました。病院では毎回先生に喧嘩をふっかけるさくらさん。ついに2010年夏、2011年夏と2年続けて飲まず食わずぐったりとなるも、やっぱり先生には喧嘩ごしで、「この子はこの気性だから生きていられる」と言われるほどでした。

再び「同居」して、元気モリモリ!

 2011年6月sanaはついに実家の隣に引っ越しました!
 今度はsanaとさくらさんの二人暮し!
 高齢のさくらさんにとって引っ越しがストレスになるのではとの心配をよそに、毎日わがまま三昧、モリモリ食べてモリモリ出してます。今では補液もせず、来る日も来る日も「マッサ~ジ!」と叫んでいます。
 あとどれくらい、一緒に過ごせるのかわかりませんが、心から願うのは、残りの時間がさくらさんにとって穏やかであたたかいものでありますように・・・ただそれだけです。