ご長寿猫ブログのスターたち 11

出会ったときには、すでに老猫!!

初めて出会ったときの彼は、ガリガリに痩せた薄汚れた白色の猫でした。ヒトの姿を見ればお腹を出してアピールする姿がかわいくて、ただの野良猫から「会社の猫」になりました。

私を含めて会社の人たちも猫と暮らした経験はゼロ。何も分からないまま念のため病院へ連れて行き、ワクチンを打っていただきました。このとき、ようやく彼の年齢が12歳以上の老猫であることを知ったのです。

「会社の猫」から「うちの子」へ

「会社の猫」として過ごすようになってから、ガリガリだった肉体はふっくらとしてきて、真っ白だった毛色もミルクティー色になり、かわいらしさも倍増。彼もまた老猫をまったく感じさせることなく会社と外を自由に闊歩し、「会社の猫」としての生活を満喫していました。車の下に潜って顔を油だらけにしたり、花火を怖がったり、会社の周辺にいたボス猫が怖くて帰ってくることができなくなってしまったり、そんな微笑ましい姿を見せつつも、鳩を捕まえたりと野性的な部分も見せてくれました。彼は、私に「猫」のことを全身で教えてくれました。出会いから約1年後、社内的ないろいろな事情があり、とうとう私の「家族」になることに!

糖尿病も、東日本大震災も体験して…

あれから11年。老猫ニャン太郎くんは、2010年9月に糖尿病になり、あの東日本大震災も体験。それでも穏やかに淡々とした日々を過ごしています。そして私に今日もまた「猫の素晴らしさ」を教えてくれています。これからもニャン太郎君の良さを、彼を通じて猫の素晴らしさを、知っていきたいと思います。

好きなもの
幼妻のカオル子・抱っこ・
女の人・ハム・ササミ
特技
誰でも抱っこオッケー。
2ショットが撮れる。
猫神様と交信。
自慢
耳の先っちょの毛