健康・しつけ・くらし記事 獣医師さんのアドバイス

わんちゃんだけのお留守番 「こうすればうまくいく!」

ふだんのしつけ

寝る場所は別に

飼い主と少しでも離れると不安になる「分離不安」に陥らないようにするために、まずは、わんちゃんと一緒の寝具で寝ている場合は、寝る場所を別々にすることからはじめましょう。飼い主が見えない場所でも、安心して眠れるようになればOKです。


居るとき居ないときの落差をつけない

飼い主が居るときと留守のときと、部屋の雰囲気を同じにするとわんちゃんは安心できるものです。例えばリラックスタイムに音楽をかけてアロマを焚いているなら、その状態にして出かけるのも一案です。(ただし、アロマの火は消してから出かけましょう)。

静かなときにたっぷり声をかける

吠えたり、騒いだりしているときには無視し、静かなときにたっぷり声をかけてあげましょう。そうすれば、おとなしくしていると飼い主からほめられることを覚えます。

自動給餌器を利用して食事の心配も解消

留守が長時間に及ぶ場合には、フードの用意が必要。タイマー付きの自動給餌器を使えば、いつもの時間に食べられます。保冷剤が付いたものは、フードが傷みやすい時期にも安心です。

いろいろ工夫をしてみても、お留守の悩みが解消しない場合は、動物病院に相談してみましょう。
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