犬は湿気や暑さ、乾燥が苦手な生き物。年をとるとさらに気候や空気環境へのストレスが大きくなります。また、足腰の筋力が衰えると、ちょっとしたことで関節を痛めたり、おしっこの失敗をすることが増えてきます。愛犬にいつまでも元気でいて欲しいから、犬が「健康」で「安全」に暮らせる空間づくりを考えましょう。もちろん介護する飼い主にとって、精神的な負担がかかりにくい工夫も必要です。
(5)蓄冷効果のある土間を設置することで、汗をかくのが苦手な犬も、体を冷やして体温調節ができます。
(6)温度差換気により、室内の空気を自然に換気。いい空気環境で犬も人も心地よく過ごせます。
(7)ペットの足腰にやさしく、万一のケガを防ぐ床材を選びましょう。ニーズに合わせて選べる床材を豊富にご用意しています。
(8)汚れた部分だけを取り外して交換できるタイルカーペット。犬の爪が引っかかりにくく、足音も響きません。
気密性の高い現代の住まいは、暑さ、寒さを感じやすく、ペットのニオイがこもりやすいものです。そこで、心地よい風が通り、常に空気を新鮮に保ちやすい空間づくりがもとめられます。ミサワホームでは、熱交換しながら住まい全体の空気を入れ替えるため、熱ロスが少ない「熱交換型フロアセントラル換気システム」や、自然の心地よさを上手に住まいに取り入れていた先人の知恵に基づく「微気候デザイン」という設計手法で、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境の実現を推進しています。たとえば、蓄冷蓄熱効果の高い「土間」(5)や、温まると上昇する空気の性質を利用した「温度差換気」(6)など、犬の暑さ対策に有効です。
硬質なフローリングは、犬の足腰に負担がかかりやすいもの。でも絨毯を敷くと、お掃除が大変ですよね。そこで犬の居場所の床を「足腰にやさしい床材」(7)や「タイル貼り」にすると、掃除もしやすくとても便利。ミサワホームでは、ひんやりと心地よい、水洗い可能な「土間タイル」や、部分張り替えが可能な「タイルカーペット」(8)などを提案しています。また、床暖房はコード類が不要なのでイタズラの心配がなく、留守番の時も安心です。温風がでないので抜け毛が舞うことが少なく、お掃除もラクラク。ただし、犬のハウスの下に設置すると熱くなりすぎる恐れがありますので、寝床の下は避けるようにしましょう。
人にもそれぞれ人種や個性があるように、犬にも犬種や個性があり、その数だけ暮らし方もさまざまです。犬を擬人化するのでなく、犬種ごとの特徴や個性をよく知ること、また飼い主である家族が「どのような暮らし方をしたいのか」など、しっかり考えてみることをおすすめします。 ミサワホームでは、ブログ「犬と暮らす家」にて、身近にできる住まいの工夫や、さまざまな犬種の飼い主の方々からの貴重で楽しいコメントを紹介しています。毎月変わるテーマに沿って、住まいの実例も豊富に掲載していますので、ぜひ家族と愛犬のよりよい暮らしに役立ててください。
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「犬と暮らす家」 http://www.misawa.co.jp/wd/