ユウヒ&モモ育児日記

最終回 ユウヒが大変だ! その2

<前回のあらすじ>

糸の先にボールのついた釣りざお型おもちゃで遊んでいたユウヒ。ボールをくわえた途端に糸が切れて飲み込んでしまう。数日の便秘の後、とうとう病院での大掛かりな検査に。ユウヒも心配だけど、フトコロ具合も心配なまま、仕事場で病院からの連絡を待っていると…。


嗚呼 エリザベス…。

ユウヒを動物病院に預け、心ここにあらずな状態で仕事をしていると病院からの電話。

「レントゲンで異物が見つからなかったので、胃の内視鏡検査をしますね」…が~ん。

「もうすぐウンチといっしょに出てきますよ」の言葉を期待していたのに。とにかく少しでも早い段階で解決して~!でないとユウヒがかわいそう!そして私のフトコロがかわいそう!…しかし、そんな現金な祈りは神に届かなかったのである。

「内視鏡で胃の中に異物が確認できましたが、糸が絡んで取れなかったので、開腹手術します」どっひゃあああああああ。事前に入念な説明は受けていたものの、最終手段まで進むなんて。もう気が動転しまくり。


うとうと記録

夜になって慌てて病院に駆けつける。奥に案内されると、そこにコインロッカーのような数個のゲージがあり、アメリカンショートヘアやチワワ、そしてうちの駄猫がいた。エリザベスカラーをつけられ、ゲージの奥の方を向いて座り、呼ぶとバツが悪そうな顔で振り向いた。前足から点滴のチューブが出ていて、毛刈りされたお腹の縫い目も痛々しい。

「ユウヒ…ここでは雑種はお前だけだねえ」と頭をなでていると、担当の獣医さんがヤツの胃から摘出したボールを手に、丁寧に説明してくれた。

「ボールの糸が胃から腸への入口にひっかかっていたんです」そりゃいつまでたっても、ウンチと一緒に出ないわけだよ。

「ご飯を食べるようになるまで点滴が必要なので、このまま入院してもらいます。毎日、お見舞いに来てあげてくださいね」…え?入院?またも頭の中の電卓が動き出した。


 その日から3日間、毎日病院へ行ったが、今ひとつ元気のないユウヒ。やっと退院の日を迎え、会計で一括払いするとスタッフの方に「大丈夫ですか?」と聞かれた。大丈夫なわけありませんっ。貯金全部はたいちゃったよ。(泣)

 数日振りに我が家に帰ったユウヒ。キャリーからおぼつかない足取りで出てきたが、モモの姿を見つけると喜び勇んで走って行った。

「フーッ!シャ~ッ!」信じられないことにモモは本気でユウヒを威嚇。これには手術以上のショックを受けたユウヒと私。入院で消毒くさくなって、ニオイが変わっていても、このインパクト大な面相をモモは忘れたのだろうか?

 ユウヒのお腹の手術跡が、生えてきた毛で少し隠れた4カ月後、やっと2匹で一緒にいる姿が見られるようになったのでした。長かった…。もー、いろんな意味でこりごりな出来事でした。

ひとこま劇場 今までどうもありがとにゃ~♪