ユウヒ&モモ育児日記

Vol.14 ユウヒが大変だ! その1

 本当に、事故は思いがけないことで起こるもの。ある日の夜、つりざお型の猫用おもちゃで、ユウヒを遊ばせていた時のこと。糸の先についた小さなボールを彼がくわえて引っ張った瞬間、なんと糸が切れ、その反動でボールがのどの奥に入ってしまったのである。さらに「ゴクリ」。わあ~、飲んじゃった~!ユウヒは少し目を白黒させながらも、意外と落ち着いている。だ、大丈夫なの?ボールは直径2cmほどのスポンジ状のもので、おそらくウンチと一緒に出てくるはず・・・と、気楽に考えるようにした。ユウヒ自身も落ち着いているようだし。

 しかし、翌日ボールは出なかった。普段は毎朝毎夕必ずするウンチをしなかったのだ。いつもは走り回る時間に、タンスの上で小さくなっている。モモも異常を感じているのか、ユウヒにいつものちょっかいを出そうとせずに、離れたところで大人しく座っている。


「便秘になってる。やっぱりマズイ」と慌てて夜間の救急病院へ。獣医さんは「その大きさのボールなら多分出ると思います。ウンチが1日出ないくらいじゃ便秘とは言えませんよ。もう少し様子を見てください」と落ち着いた診察。点滴をしてもらい家に帰ると、やたら元気になってモモと遊ぶユウヒ。その乗りで早くウンチしてくれないかなぁ。

・・・やっぱり次の日も出なかった。かかりつけの病院に行くと、そこでも「様子を見ましょう」と点滴。また少し元気になったが、やはりその翌日も出ず。そうなると獣医さんも「ボールがどこかに詰まっているかもしれません。レントゲンで腸の動きを確認します」と、診察は一気に大掛かりに。費用の説明を受けるが、診察台の上でうずくまるユウヒを見ていると、「お金に糸目はつけないから、早く治して~!」という気持ちである。


ひとこま劇場

「腸の動きを時間を追って撮影します。その状況で枚数が増えることがあります」・・・大丈夫。それくらいなら払えます。

「それで見つからなければ内視鏡検査へ、場合によっては開腹手術します。その時は数日入院していただきます」

「ええ~、そんなたいそうな~。それっていくらかかるんですか~!」と、さきほどの気持ちはみじんに吹き飛び、心配の先はユウヒから一気にフトコロへ。とにかく早い段階で解決することを祈りつつ、翌日の朝早くに、検査のためにユウヒを病院に預ける。最悪このまま手術である。いったん仕事場に出向くも、お金、いやユウヒが心配で仕事にならず。昼休みに経過報告を受けに再び病院へ。映りやすい薬を飲んで、その動きを1~2時間おきにレントゲン撮影したユウヒの腸内の写真を見ながら説明を受ける。その時点では、ガスはあるものの便はそんなにたまっていなかったことが判明。が、異物はまだ確認できず。

「薬が肛門近くに到達するまで、もう少し調べます」と獣医さん。ユウヒを預けたまま、また仕事場へ。どうなる?ユウヒ!             (つづく)