ユウヒ&モモ育児日記

Vol.7 ユウヒのトイレ事情

オレ様の何が悪い?

 ユウヒを1年半も育てていた里親Aさん。「実はこの子、布団におしっこする癖があるんです。我慢できなかったら、また引き取りますんで」「大丈夫!愛情たっぷりで接すれば」妙に自信たっぷりだった私。それから1年以上、その悪癖と戦い続けることになろうとは・・・。

猫用ベッドでの粗相ならまだ笑って許せた。が、親が「一生モンだから」と嫁入り道具に持たせてくれた高級(?)羽毛掛布団にやられた時は怒ったー!ユウヒの鼻先を濡れた布団に押し付け「ここはトイレじゃありませーん」と強く言い聞かせると、ヤツは「グルル・・・」と口答えし、恨めしそうな視線をこちらに投げかけながら立ち去ってしまった。


最近、布団まわりが騒がしい…

「さあ、布団を何とかしなきゃ」漂白剤をうすめたお湯で汚れた部分を洗い、仕上げに殺菌作用もあるハーブオイルをたらす。布団乾燥機で温めると香りがお部屋に広がって・・・って、こんなアロマテラピー楽しくなーい!

「トイレが気に入らないのかな?」ユウヒのおしっこ専用トイレも用意した。せまい我が家のリビングに、幅をきかせる猫トイレ2つ。しかし当の本猫は気に入ったらしく、事態は解決したように見えた・・・が1カ月後、ダンナの悲鳴で目を覚ますと、彼の寝ている敷布団の足下で、今まさにやっちゃっているユウヒの姿・・・。「こらー!!ユウヒ!」私たち人間がいない時はちゃんとトイレで用を足し、いる時だけ、自分の要求にこたえてくれないとやってしまうのである。寝ていても容赦ないのがツライ。


ひとこま劇場 ~世界の猫窓から~

動物病院の先生に相談すると「絶対叱らないでくださいね。叱るとそれがストレスになって、またしちゃいますから」私の教育的指導は間違っていたらしい。以来、何があっても大声を出したり、叱るのをやめるよう努めた。唯一のデザイナーズ家具である布製ソファにやった時も「あーら、ユウヒさん。またおしっこしたのー、そーなの~、へ~」って目に涙を浮かべつつ平常心、平常心である。すると嘘のように、悪癖は治まった・・・が、その2ヵ月後のある朝、覚えのある嫌なニオイで目を覚ました。「まさか、またユウヒ?え、どこどこ?」モモがやってきて、掛布団の上で砂をかくようなしぐさで教えてくれた。触ると・・・濡れている。「まーたユウヒはー!!!」平常心は吹っ飛んでいた。おかげでその後、連続でやられてしまった。ニオウ掛布団に我慢の限界を感じ「もう丸洗いじゃ!」と洗濯機に詰め込んだ。落ち着こうとコーヒーを飲んでいると、何だか焦げ臭い・・・。慌てて洗濯機に走り、フタを開けると、白煙と焦げ臭さがモワッ。水を吸った布団が重すぎたらしく、脱水途中で止まったようだ。布団ヨレヨレ、洗濯機ボロボロ、私ヘロヘロ。大損害にもほどがある~。ある日、2つ並んだトイレを部屋の両端に離してみると、それからずっと落ち着いている。もー、全然わかんないよー。