ユウヒ&モモ育児日記

Vol.3 安眠確保大作戦

 猫たちが我が家に来て、2度目の夜が来ようとしていた。昨夜はうろつきながら「アオーンアオーン」と鳴くユウヒに1時間おきに起こされた。風邪気味のモモはといえば、キャットタワーの部屋からいまだ出てこず。眠いやら、寂しいやら。試しに部屋の前に、2匹の保護主Aさんにゆずり受けたおもちゃの猫じゃらしをユラユラ。するとモモが素早い動きで、前足をサッと出してきた。おお!初めて反応してくれたではないの!決して部屋からは出てこないけど、半身乗り出してまで遊んでくれるようになった。・・・ううう、感無量じゃ。それを部屋の奥からにらむ・・・いや見守る、ユウヒのドクロ顔。「ユウヒも遊ぶ?」と猫じゃらしを差し出しても動じず。ま、モモと違って、もう1歳半のお兄ちゃんだもんね。


 そして深夜・・・。「アオーン、アオーン」悪夢は再びやってきた。時計を見ると午前2時。猫たちのいるリビングに行き、明かりをつける・・・と、「あ、モモちゃん。やっと部屋から出たの?」「・・・」無言でこちらを向くモモ。鳴きながら我が家を探険するユウヒに、とことこと着いていく。私の姿を見ても、逃げようとしなくなったウレシサに眠気もふっとぶ。しかし2DKの決して広くはない我がマンションの探険はあっという間に終了。

鳴き続けるユウヒを抱いて、なだめすかしてると、モモはタワーにゴムヒモでぶらさがったネズミのおもちゃで遊び始めた。どこかに持っていきたいのか、くわえたままタワーから飛び降りるが、ゴムの力で戻ってしまう。タワーが壁際にあるため、戻ったネズミが壁に当たる度に「バチッ」と大きな音がする。

「おさえる」「くわえる」「ひっぱる」「バチッ」・・・かれこれ2時間以上、無言で繰り返している。なんなの、この集中力。ユウヒは鳴き続ける。「アオーン、パチン、アオーン、パチン」・・・う、うるさい。結局また眠れず、夜が明けた。。


さすがに保護主Aさんにヘルプミー!「とにかく、夜中に鳴いてもかまっちゃダメ!うちにいたときは消灯したら寝てたよ。特にユウヒは猫じゃらしが大好きなんで、寝る前に遊んで極力疲れさせては」のありがたいアドバイス。・・・え?ユウヒって猫じゃらし好きなの?

3日目。仕事から帰宅すると、タワー部屋で寝ている2匹をすぐさま起こし「寝たらダメだ~!」と雪山のような事を言いつつ、とにかく起こし続けた。猫じゃらし作戦にはモモがすぐに反応してきた。ユウヒはこちらを見てるだけ。しかし遊びだして2~3分後。「フニャ 」突如ユウヒが参戦。それもかなりのエキサイティングぶり。熱くなるのに時間のかかる性質だったのね。猫じゃらしをクルクル回すと、追ってユウヒもクルクル廻る。

この日は、就寝時間の午後11時まで猫2匹と走り廻って遊んだ。そしてそれが効を奏し、この日からやっと眠れる夜に戻ったのであった。やった 作戦成功。