ユウヒ&モモ育児日記

Vol.2 いきなり育児ノイローゼ

天井まであるキャットタワー。そのほぼ中央に位置する小さな猫部屋。「ニャン」とも言わず、静かにそこに入ったきりの2匹の猫たち。

 年の瀬も押しせまった寒い寒い日に、ユウヒとモモはやってきた。しかしこのでかいタワーを、猫が来た初日から「買って良かった」と思うことになるとは。邪魔かな?と思いつつリビングの隅、キッチンとダイニングの間に置いたのだが、猫部屋がほぼ目の高さにあり、料理や食事をしながらでも、猫たちの様子を簡単にチェックできるのだ!特に小さなモモは、我が家に来るちょっと前にひどい風邪を引いてお医者さんにかかっており、今も「パクシッ、パクシッ、パクシッ」と子猫とは思えないクシャミ3連発である。決して大きくない部屋に、2匹でくっついているので、寒さの心配はなさそうだが、「モモちゃんが風邪気味だからよく見といて」とユウヒの頭をなでてやると「!?」なにやら手にべったりとしたものが・・・


ひとこま劇場

モモの鼻水だった。鼻水かけられながらも、ぐしゅぐしゅのモモの顔をなめてやる、顔はドクロでも心は天使のユウヒ兄ちゃんなのだ。(血はつながってないけどね)

 深夜になって、フードと水を前に置くと、顔だけ出してユウヒは水を少し飲み、彼の陰に隠れたモモにも器を差し出すと・・・ハグハグ音を立てながら、フードをすべてペロリと平らげてしまった。なーんだ、風邪もすぐよくなりそう。11時を過ぎると、落ち着いたせいか猫たちはスヤスヤと寝入ってしまった。私も安心して、隣の寝室で布団に入る。「は~今日はなんだか気疲れしたなぁ」と寝ていると・・・「アオーアオーアオーン」と夜を切り裂く大きな鳴き声。規則正しく生活するダンナは、睡眠を妨害されるとめちゃくちゃ機嫌が悪くなるので、とび起きてリビングに猛烈ダッシュ。


ユウヒがなぜか上方を見て、大声で鳴きながら歩き回っている。しばらく抱きしめて落ち着かせ、ブラッシングしてモモのいる猫部屋に戻す。私も寝室に戻る。・・・1時間後ユウヒが鳴く。私が起きる。なんと翌朝までこれが続いたのだ。いきなり育児ノイローゼになってしまった私だった・・・。