カンザワファミリーの犬猫おきらく研究所

子犬スイッチ作動中
子犬スイッチ作動中
 ダイダイ、この夏、5歳になりました。人間年齢に換算すると…30代なかば?(うそ~!?)
 まだ行動のハシバシが子犬っぽいので、いったいいつになったら大人っぽく落ち着くのかと…。遊びざかり(2歳半)に避妊手術を受けたせいでしょうか?
 たとえば散歩中。ジョギング中の人に後ろから追い越される瞬間、ダイダイの子犬スイッチがONになります。一緒に走りたい…というより、ジャンプしたくなるようで、その後、しばらくは垂直方向にピョンピョンしながらのお散歩に。「子犬ですか?」と、通りすがりの方から声をかけられるのは、こんなとき。
 犬の場合、一般に1歳齢で成犬と言われていますが、猫の中には5年くらいかけて成猫になる種類もあるとか。珍犬・ダイダイも年月をかけて成長するタイプなのかも?(年月かかりすぎか??)
獣医さんに聞いてみました

 犬種にもよりますが、犬は生後1年前後で性成熟期を迎えます。これは人に例えると思春期を迎えたようなもので、体はもう少し、心はまだまだ成長途中です。生後1年半~3年位かけて、周りの犬や人から様々なことを学び、立ち振る舞いや周囲との折合いをつける方法を身に着けていき、次第に子犬っぽいところが減ってくるはずです。
 しかし、飼い主さんが愛犬の無邪気な様子を好ましく思い、周囲もそれを好ましく思ったり、褒めてくれたりする環境であれば、犬が老年期を迎えるまで無邪気なままかもしれません。中性化手術を行っていれば、なおさら子犬らしさが残ったままで老年期を過ごす場合もあります。好奇心が強く、遊び好きといった個性を持つワンちゃんにとっては、大人への道のりは中々に遠いかもしれませんね。
※トイプードルやイタリアングレイハウンドの血統で足が長くて細いワンちゃんは骨折すると中々に治りにくいので、散歩時には高所からの飛び降りなどに気をつけましょう。