ご長寿猫ブログのスターたち 32

喫茶店で保護された人懐っこい迷い犬

 14年前の冬。とある街の喫茶店で保護されたソフィー。自動ドアから入ってきて、お客さんのいる席の前で、ちょこんとお座り。尻尾をフリフリ。その人懐っこい様子がかわいらしく、お店の人によって、すんなり保護(現場にいた母の証言より)。
 迷い犬として届けられましたが、飼い主さんは見つからず。後日父の車で、わが家へ。うちの子になりました。まもなく21世紀を迎えようとしていた、2000年12月30日のことです。

今も昔も、聞きわけのいい甘えんぼうさん♪

 保護された当時は推定2歳。初日の夜はさすがに心細そうで、クインクインと鳴いていましたが、2日目からはすっかり馴染んで、うちの庭の探索家として活躍してくれました。おかげでフェニックスの木は枯れ、球根は根こそぎ掘り返されました。いたずらもたくさんしたけど、聞きわけのいい、甘えんぼうさんです。それは今も変わらず。

まだまだ続く、ソフィーと私の物語

 保護されてから2年半後に、実家の引っ越しのため、ソフィーとふたり暮らしを始めました。
 今年で11年。推定16歳のソフィーは、美白に益々磨きがかかっています。2010年には目の下にできた低悪性腫瘍で手術しました。2013年には、突発性前庭疾患。そして今年の夏は、乳腺癌の宣告を受けました。高齢犬のリスクを考え、局所麻酔で摘出。シニアになり病気になっても、上手に歳を重ねてくれています。
 かけがえのない時間を一緒に過ごしてきたのです。今日もなにも変わらない。元気にお散歩、ごはんジャンプ♪ ソフィーと私の物語は、まだまだ続くと信じています。