わんにゃん調査倶楽部
ドッグショーってなぁに?
~ ドッグショーを初体験するの巻 ~
皆さんは「ドッグショー」ってご存知ですか?ありとあらゆる犬種のわんちゃんが一同に集って審査が行われるドッグイベントだとか。だけど、いったい何のために行われるんでしょうか。
今回はペピイスタッフ一行がドッグショーを見学した様子をレポートいたします!
2017年12月2日
『大阪ドッグフェスティバル』
主催:JKC大阪ブロック協議会
まず会場に着いたら、入口にある予定表を見て、自分が見たい犬種の開催時間と場所をチェック!
今回は日本で人気の49犬種、900頭が大集合しているとか…!
でもそれぞれのエリアで何が行われるのでしょうか。。。詳しい人から説明を聞くと、どうも私が想像していた、どの子が優秀とか、可愛いとか、賢いとかを決めるコンテスト…ではない、みたいです!
~ ドッグショーって何をするショーなの? ~
ドッグショーとは、犬種の理想とされる犬種標準(スタンダード)をもとに比較審査する「品評会」のこと。犬種について理解を深めるとともに、純粋犬種を後世に伝えるために行われます。
犬同士でなく、実物の犬と犬種標準(スタンダード)にもとづいた理想像との比較を行います。
©写真:中村陽子
審査ポイントは…
犬種ごとの特徴から、体形や毛並み、その犬ならではの魅力まで、いくつものポイントに分けて審査が行われます。
審査はトーナメント方式
■ 同じ犬種の中からオス・メス一頭ずつを選出
■ 次にグループ単位での選抜でナンバーワンを決定
■ 最後にオス・メスそれぞれのナンバーワンを決定
という流れになっています。
©写真:中村陽子
~ ではさっそく、お目当ての犬種のエリアへ! ~
私たちが最初に来たのはコーギーのリング。イギリスが発祥の伝統的なショーとあって、審査員をはじめ、フォーマルな装いでわんちゃんも人もみんなビシッと決まってます…!
この台の上にわんちゃんを乗せて、頭や歯、骨格や毛並み、バランスなどなど見たり触ったりして審査が進められます。どの子も台の上でオロオロしたり、怒る様子もなく凛と立っているのがすごい!走る姿や歩く姿も審査対象。“ハンドラー”と呼ばれる専任者と一緒に、わんちゃんたちも走ります。
会場内には6つのリングがあり、犬種ごとに休みなく審査が行われます。1つのリングで多い時は200頭ものわんちゃんが審査されるよう…!
犬種ごとの審査が午前中を中心に行われるので、同じ犬種をたくさん見たい場合は、犬種ごとの審査が行われる早い時間に行くのがポイントです!
ドッグショーも終盤になると、色んな犬種が同じリングに大集合!審査員の頭の中に刻まれた各犬種のスタンダードと照らし合わせながら審査が進められるので、ドッグショーも終盤になると色んな犬種が同じリングに集うことになります。
ドッグショーは専門用語が多かったり、独自のルールがあったりといろいろとビギナー的に戸惑うことが多かったですが、色んなわんちゃんと一度にたくさん出会える!お気に入りの犬種とたくさん会える!という気持ちで見学しても十分に楽しめました! 色んな犬種のわんちゃんを一度にたくさん見ると、犬種ごとの特徴がものすごく際立って感じられてそれもまた楽しかったです!
~ ドッグショーのおさらいとポイント! ~
ポイント1
折りたたみイスを持参すべし!
座席はないのでイス持参がベター。
※イスを置いたままの場所取りはNG!
ポイント2
双眼鏡があると便利!
何せ会場が広いので遠くを見るツールがあると良い。
ポイント3
物販がオトクですごい!
フード、おもちゃ、グッズなど物販もかなり充実!
ポイント4 わんちゃんがキレイ★
普段、街で見かけるわんちゃんと違って、サラサラヘアーでカットもばっちりのわんちゃんと会えます!
ポイント5 展示やイベントもいっぱい!
トリミングショーやチャンピオンの写真展示などショー以外でもわんちゃんを堪能できます!
わんちゃん派の人も、ねこちゃん派の人も、いろいろな視点で楽しめるドッグショー。
全国で開催されているので、ぜひ足を運んでみてください★
∪・ω・∪ カタログでもご紹介しています ∪・ω・∪
PEPPY DOGS 2018年春夏号P11 もご覧くださいね♪